こんにちは。地域教育「あんじゃね自然学校」を担当のだいちゃんです。
みなさま！毎月グリーンウッドが行っている泰阜の小学生向け活動「あんじゃね学校」をご存知でしょうか。泰阜のこどもたちが村の暮らし・文化・歴史・自然体験を通じて地元（泰阜）をこどもたちが身近に感じれる子を育むという気持ちで行っております。
今回は１１月の様子をお伝えします。
１１月のあんじゃね学校は「あんじゃねの森で遊ぼう」という森で自由に遊ぶというフリープログラムです。開催当日は小雨のためカッパを着て開催ました！
初めに森のキケンだと思うことを出し合います！こどもたちは、周りを見渡して「くま！」「ハチ！」「枯れ木！」と、次々と危ないことを出していきます。あんじゃね学校で大切にしていることは自分でまず考えることです。大人が「あれ危ないから気を付けてね」と教えることは簡単ですが、それでは大人が教えたことしか気を付けることができません。自然の世界はそんなシンプルではありませんし、状況によってもだいぶ変わります。なので、あんじゃね学校では何が危ないかということから考えます。また、どう遊んだら危なくないかということの解決策も自分たちで考えます。もちろん、こどもたちだけで考えるには限界もあります。なので、その時々にフォローやアドバイス、一緒に考えることをスタッフが行います。
キケンの話し合いが終わったら自由遊び！森のさらなる奥へ探検にいきます！雨の森は幻想的な世界。こどもたちは、歩きながら「妖精や不思議な生き物が出てきそう」と想像を膨らませておりました。
雨の水で小さい川みたいになっている場所を発見！あんじゃねの森は斜面も多いので、水の流れを見ているだけでも面白いです。あんじゃね学校では一年を通して森遊びを企画しています。その想いとしては、森のさまざまな変化を感じてほしいからです。季節の違い、朝と夜、そして今回のような雨の森。毎回、同じあんじゃねの森だけど、違う姿の森。様々な森を見て泰阜の自然に関心を持ってくれたら嬉しいです。
こどもたちに大人気なのがソリすべり！すごい速さで森を駆け抜けていきます。参加しているこどもたちは、日常ゲームやスマホが大好きな子が多いです。しかし、森にきたらそれらを忘れて全力で遊んでいます。中には「全力であばれられるから、あんじゃね学校きたんだ！」という男の子もいました。彼らにとってお友達と体を使って、大声で遊べるということはとても大切な時間のようです。
雨が本降りになってきたので、放課後こども預かりいってきましたの活動場所に移動しました。最後に、季節のおやつである焼き芋をいただきました。
以上が１１月のあんじゃね学校森遊びの様子です。
過去の活動 ２０２０年
１回目「万古川であそぼう！」
2回目「７月 村の子限定！左京川山賊キャンプ！」
3回目「８月 村の子限定！左京川山賊キャンプ！」
4回目「天竜川をくだろう！」
5回目「栃中川であそぼう！」
6回目「あんじゃねの森であそぼう！」
