こんにちは!スタッフのだいちゃんです。2023年度は地域のこどもたちと一緒にツリーハウスづくりというビックチャレンジをしています。建築する場所はこどもたちにとって身近なあんじゃねの森。前回は建設場所の整備と、どんなツリーハウスをつくるかスケッチしてアイディアを出し合いました。
前回の様子はこちらになります。→https://www.greenwood.or.jp/tane/11651/
今回は基礎となる土台づくりの様子です。作業には小学生、幼児、保護者、学校の先生、大工、林業士と、たくさんの地域の方がたくさん集まってくれました。
大人もこどもも目的は一つ!ツリーハウスをつくること!
最初の仕事は建築材の防腐剤ぬりです。長年遊べるようにしっかりと説明を聞いていました。
刷毛の使い方や防腐剤の意味を知ることで今後も自分たちでメンテナンスができます。
こどもたちは「だんだん塗るコツを掴んできた!」、「自分の家も作る時に誰かが塗ってくれたのかな」と会話しながら塗っていました。
どの防腐剤を使うか種類も地域チームで環境に優しくて持続可能なものを相談して選びました。
小さい子も大きい子も協力して塗り残しがないか確認しながら一生懸命塗っていきます。
塗り終えたら協力して運びます。
運ばれた材をしっかり乾かします。
こどもたちの防腐剤塗りと同時並行で、大人たちでデッキを作っていきます。
大人の作業に興味津々なこどもたち・・・。
足場が安定したら、こどもたちも材を手渡したりと大工さんのお手伝い!
だんだん足場ができてきました。
足場ができたら手すりもだんだんできて、、、
みんなが乗れる土台が完成!
丸一日の作業みんなよくがんばりました!
何もない所から土台をつくったこどもたちは満面の笑みでした。
こどもたちの様子を見ていると、作業時のメリハリの意識がついている気がします。きっと回を重ねるごとに作業が自分ごとになってきたからだと思います。はじめはどんな仕事も「何のためにするの?」と説明しても体験しないと腑に落ちないことがあります。今回で言えば、自分が防腐剤を塗った板を、目の前でカッチャ(村大工)がビス打ちをする姿を見ることで、仕事が繋がっているということを実感したと思います。完成に向けて確実にみんなの力になっていることを知ると仕事が楽しくなっていきます。そんなこどもの様子を見て小学校の先生は「学校での生活とは違う一面が姿が見れました」と言ってくれました。また、今回はたくさんの方に参加していただきました。このツリーハウス建て替え作業にたくさんの方が関わることでツリーハウス建設時の様子を語り継ぐ人が増えたら嬉しいです。
次回はいよいよ土台の上に立つ建物の建築です。次回もみんなで力を合わせて頑張ります!
↑地域新聞に取材していただきました!