グリーンウッドの種の意味
「1年間のキャンプがしたい!そうすれば自分たちで家も、食べ物も、食器も何でも作れる!」
そんなこどもたちの夢から通年合宿所「だいだらぼっち」という1年間の長期キャンプは、長野県の小さな山村やすおか村でスタートしました。
そこから30数年。
現在は「暮らしの学校だいだらぼっち」、夏冬休みの「信州こども山賊キャンプ」に加え、幼児から大人まで、全国各地、時には海外からたくさんの方が、学び、交わり、飛び立つ場所になりました。
一方でここで働くスタッフも、スタッフとしてだけではなく、ひとりのやすおか村民として、Iターン者として、地域を盛り上げる一市民として地域に関わり暮らしております。
今、やすおか村で起きている「地域づくり」はグリーンウッドの事業そのものではなく、そこから生み出されたもの、スタッフの歩み、響きあったものから紡がれ始めています。
そんな小さな「種」となる地域での出来事を伝えるのが、この「グリーンウッドの種」。
事業や団体の枠を超え始めた、地域に根付いた私たちの活動が、同じく小さな地域やどうしたらいいか困っている人たちに蒔かれ、芽が吹くことを祈って伝えていきます。