
-今回インターンに申し込んだ理由・経緯は?
私は新卒から十年間小学校の教員をしていました。昨年の秋、偶然グリーンウッドで勤めていた方のお話を聞く機会があり、興味を持ちました。教育の幅を広げたいと思い退職を考えていた時期でした。暮らしを自分たちで作っていくというコンセプトに当時教員として悩んでいたことの答えが一つあるような気がしたので今回申し込みました。
-こどもとの関りから学んだことはありますか?
放課後こども預かり「いってきました」では、こどもたちが素直で優しく活発で、何より思い切りよく“やりたいこと”をやっていました。いろんな学年の子が分け隔てなく仲良く遊んでもいて、そういった姿の要因の一つには制限されない環境があるように思います。木登りや木工、おやつ作りなど安全の範囲内でやりたいことをやりたいときに飽きるまでやっていました。より自由に過ごせる環境は自然とこどもたち同士の協力や助け合いが生まれ自ずと育まれるものがあるように思いました。

次に「だいだらぼっち」で学んだことについてです。こどもたちが夕飯の後、生活のことを話し合っていました。どの子も真剣な様子で、生活に関わる様々なことは正に自分の暮らしに直結するというリアリティが感じられました。そうした中でも、言葉達者な中学生も小学生に伝わるように話すといったような、互いを尊重し合う様子が節々から見えました。大人こども関係なく、社会をより良く生きていく上で大切なことですし、こういった過程を経て人との関わりを学んでいくのだと思います。これまでは「自分の主張を通すために話し合う」場面に遭遇することが多かった気がします。しかし、それは相手に対する尊重に欠ける自分勝手なコミュニケーションでもあります。人がこども時代を経て年齢を重ねてもよりよく生きていくためには、こども時代に自他どちらをも尊重しながら関わることを学ぶ場が必要だと強く思いました。

-こどもがいない時間の業務から学んだことは?
毎日、全スタッフでの1時間程度のミーティングが行われていました。そこでは様々な連絡事項の共有はもちろんですが、「いってきます」「だいだら」でのこども達の細かな様子について共有されていました。そこで、それぞれのスタッフで大事にしたいことが共有される時間でした。教育の価値観は人それぞれ多少の違いがあると思いますが、毎日のミーティングではお互いの考えを尊重しみんなで決めている感覚でした。ミーティングで共有された、だいだらぼっちのある出来事については、専任スタッフ以外もみんなが意見を述べていて、ベテランスタッフや管理職の人の意見が優先されるといった雰囲気ではなく、素直に自分の考えを表現できる職場環境のように見えました。そういった環境によるものか、どの年代のスタッフの方々も自分の考えを大切にしながら働いているようでした。互いを尊重し合うことの大切さを学びました。

-これから短期インターンシップに来るか悩んでいる人へ、一言!
素晴らしい経験になりました!教育について考えたい方、やりたいことがある方は是非行ってみて欲しいです。

地域での子育てに関心を持ち、2014年に新卒でグリーンウッドに就職。大学時代、間伐ボランティアをやっていたことから、現在は泰阜村の森林を生かした活動に関心がある。また妊娠・出産を経て、子育てに奮闘中。2児の母。
