インターンがやってきた~教育実習前に自分の土壌を豊かに~

2週間インターンとして参加したニコ(:キャンプネーム)の感想です。

昼ごはんはスタッフと一緒に(右側がニコ)今回参加した理由は?

 

大学の講義でスタッフみけがゲストで話してくれたことがきっかけで関心を持ちました。

将来教員を目指しており、小学校の教員実習前に「主体的な学び」について自分なりに考えを持てるようになりたいと考え、参加を決めました。

こどもたちと過ごして気がついたことは?

本当に小学生?中学生?と疑ってしまうほど、気配り、優しさを感じました。

例えば、誰かがコップの水をこぼした時に1秒もたたないうちに布巾をとる人、床を拭く人、机をふく人と言わずともみんなが冷静に動く姿を見て驚きました。こどもたちの気の良さは、元々持っているものプラス、ここでの暮らしから育まれているのだと気がつきました。

 

相談員として過ごして気づいたことは?

こどもを信じて待つ姿が印象的でした。

例えば調理の場面や話し合いなど、大人が手を出してしまえばあっという間に終わると思われる場面もこどもの力を信じて待つことで、こどもがよりたくさんの「できた!」の喜びを感じられる機会を守っているように思いました。

話し合いの時には、大人もこどもと同じように本音を伝えることで「こどもと同じ目線」が実現されていました。私が中高校生の時は、学年の1歳差をとてつもなく大きく感じていました。

だいだらぼっちのこどもたちの話し合いの様子

しかしだいだらぼっちでの話し合いの輪に入ってみてみると、大人も含め年齢がバラバラな中で、みんなが同じ目線で話し合っていて、年齢が上の人の意見が鶴の一声になることもなく、一人一人が自分だからこそ気付けることを共有してそれを認め合う姿に感動し、理想的だと思いました。「教師もこどもと同じ目線で」は教育学部でよく耳にしますが、それを今回初めて実感として得ることができましたもちろん過ごして来た時間や、そこで築き上げてきた信頼はだいだらと学校では違うと思いますが、将来私が学級運営をするとなった際には活かしていきたいです。

 

 

 

自分自身の気づき、学びがあったエピソードを教えてください。

夕食後の宿題タイム

自分自身の生き方についても、夢である「教員」としてのあり方についてもたくさん考えることができました。

自分が思っている以上に、こどもは大人のことをよく見ているし気持ちは伝わるのだと感じました。

例えば、こちらが緊張していたり、不安に感じていたりする時、出来るだけ表情に出さないようにしようと心がけても、そう言う時は返ってくるコミュニケーションもぎこちなくなってしまったり、逆に自分が心から笑顔でいる時にはこどもの反応もよりポジティブなものであるように感じました。これまでこどもと関わる実習に入る前は「よし!頑張るぞ!」と意気込んで力みすぎていたんではないかとハッとしました。そうではなく、もっと積極的に、「こどもと一緒に過ごす」「自分は自然体である」ことの方が大事なのではないかと気づきました。

 

また、これまでいかに「暮らし」に目を向けていなかったかを痛感しました。生きていく上でも、学びの上でも「暮らし」はいつも土台にあって「暮らし」を無視してしまうとその先に何も生まれない、そこまで言わずとも「暮らし」を伴わない学びは空虚なものだと感じました。

日常のことを話しながらのスタッフとのご飯作りも、大事な時間

グリーンウッドのインターンシップを通して、私自身の思考の土壌は以前よりも豊かになり、嬉しく思っています。

これからも、考えることをやめない大人でありたいと思います。二週間が本当にあっという間で、これまでの人生の中で一番学びの濃い時間を過ごすことができました。ありがとうございました!

スタッフの誕生日会(ニコ:右上の紫Tシャツ)

 


 

どんなことを受け取り、一歩踏み出すかは自分次第。

自分の「ねっこ」は、こどもから大人まで育てることができる。

そんなグリーンウッドの「ねっこ教育」の現場に来てみませんか?

 

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