インターンがやってきた!Vo.4~教員を目指す前にヒントを得たい!~

10~11月にグリーンウッドのインターンに参加した ばんり(キャンプネーム)を紹介します。

まず、参加した理由を教えてください。
小学校教員を目指しており、就職する前に自分なりの教育感や選択肢を持ちたい思っていました。グリーンウッドが大切にする「ひとねる(自律の人づくり)」の現場を間近で見ながら、そのヒントを得たいと思いました。また、自分自身の臆病な性格を克服し、決断力のある自立した人に成長したいと思い参加を決めました。

 

活動について

係ごとの話し合いの様子(右がばんり)

絞めた養鶏の羽取りの様子

稲刈りの様子

田んぼの稲刈り作業、飼っている鶏を絞めて食べること(←当日のだいだらブログ)、山仕事など、イベントの多いシーズンに参加しました。こどもたち(だいだらぼっちや学童)や、相談員(グリーンウッド職員)が温かく迎え入れてくれて毎日が発見の連続でした。

小中学生が自分たちの力で暮らす姿は新鮮そのもので、時には全然性格の違う者同士ぶつかり合いながらも、協力して話し合いを繰り返して生活を作り上げていく様子を毎日目の当たりにしました。
「自分で決めたこと」を最後までやり遂げることは、大人になっても難しいことだと思います。ここで暮らすこどもの様子はとてもたくましく、学びになりました。

 

相談員と過ごして気づいたこと

多種多様な相談員がいること・それぞれがもつあたたかさがこどもたちの話しやすい雰囲気、やってみたくなる気持ちを促しているように感じました。
また、印象的だったのは相談員が皆、「待つ」ことを大切にしていたことです。話し合いが長引くと、つい途中でまとめたくなりがちですが、こどもたちが自分たちの力で解決することを大切にしていると感じました。
また、同世代で同じ目標に向かって頑張っている人(1年間の教師・指導者育成プロジェクト:ふーみん)に出会えたことも嬉しかったです。休学をしてここで一年間こどもたちと向き合う彼女の姿をみて、自分も覚悟を決めて頑張ろうと思えました。

 

自分自身の成長や気付きや学び

2週間の中で、木工や山仕事など自分とは無関係だと思っていたことに多数挑戦できたことで大きく自信につながりました。将来教員になったとき、こどもたちにも「やらず嫌いはやめよう」ということを伝えていきたいです。

そして今後、自分自身も恐れずチャレンジしていきます!

木の伐倒作業の様子:右下がばんり

たくさん遊んだこどもたちが、最後はお見送り!


 

自分のことを「臆病なんです」と話すばんりですが、このインターンには、自身の就職活動を終えてから「今しかない!」と思い立って申し込んでくれたツワモノなのです。

一般的なインターンシップというと、就職活動の一環として応募することが多いですが、グリーンウッドのインターンでは、こどもたちとの暮らしを共にする仕事を通じて「教育」「働く」「社会」を捉えなおす機会を提供しています。

学生さんや、社会人経験のある人、もやもやしている人、もし気になればぜひ一度お問い合わせください!

 

また、2023年度の正規職員一年間の教師・指導者育成プロジェクト生も募集しています。

関心ある方は、ぜひホームページをご覧ください!