インターンに参加した「るあな」（←キャンプネーム）を紹介します。教育実習を終えた数日後からグリーンウッドのインターンシップにチャレンジしてくれました。
ー今回参加を決めた理由は何ですか？
将来創りたい空間があり、子どもたちの居場所づくりを目指しています。そのために知りたい学びたい成長したいという想いから、インターンに参加させていただきました。また、自分自身も悩みを 抱えており、大自然の中で生きるという体験を通して自分を変えたいと思い、参加を決めました。
ー参加してみてどうでしたか？
初めての環境に初めて会う方々、初めての空間で初日は緊張もありとても不安でした。でも、相談員 さん（グリーンウッドスタッフ）がいつも気にかけて下さり、2週間の中でもお話させていただく機会がありました。その時間がとても嬉しくて楽しくて 大切で良い時間でした。
スタッフとの昼食作りも仕事時間、大事な相談時間
だいだらぼっちのこどもたちとは一緒に川で遊んだり、田んぼの草抜きをしたり山に薪を取りに行ったり、毎日陽の光と鶏の鳴き声で起きたり、 一度に大人数のご飯を作ったり、（自分で時間を作って）檜でお箸と木べらを作ったり、何もかもが初めてで、素晴らしくて楽 しくて最高の2週間でした。素敵な出会いと体験の機会でした。
インターンの空き時間にコツコツものづくり（ターナー・箸）
ーインターンをして気づいたことは何ですか？
こどもたちはこんなにも自分の意志を持って考え、発信する力があることに気付かされました。
だいだらぼっちでは幅広い年齢のこどもたちが大人数で暮らすことで、気にかけあい、互いに支え合って生きていることを言葉ではなく、心や体で感じて実践することができると言う事に気づきました。
こども同士の話し合いの中でも、誰かを否定する場面が一度もなく、それは手をあげて発言することに勇気がいると言うことをそれぞれ自分が経験したからこそではないかと思います。
否定することなくお互いに尊重しつつ、自分の意見を持つこどもたちを見て感動しました。
改めて何事にも全力で楽しむこと、素直さやまっすぐさが大切だということにも気付かされました。
また、相談員（グリーンウッドスタッフ）一人一人が個性的でそれぞれ違うということを互いに認め合って自分色のままこどもたちと接していました。そうすることでこどもたちもありのままでいられるのだと思いました。
ーこれからインターンへくる人へ一言！
グリーンウッドには、ここでしか体験できないことが溢れています。楽しめるかどうか学びを深められ るかどうか成長できるかどうかは、きっと自分次第です。相談員さんも子どもたちも村の方々もとって も温かい方ばかりです。力を入れすぎることなく、ここでしかできないことをたくさん体験していろん なことを感じて、楽しんでいただければ嬉しいです。充実した最高の日々を過ごせることを願っていま す。
だいだらぼっちのこどもと誕生日ケーキづくり
学童へ通う村の子と遊ぶのも仕事
ーインターンに来る前に、「長所も短所も思い立ったらすぐ行動！」と言っていたるあな。
まさにその言葉の通り、ここ（グリーンウッド）へ飛び込んでくれました！
２週間のインターン期間中には、山村留学のこどもたちと暮らしをともにすることはもちろん、村の学童クラブの安全管理スタッフとしての役割や、山賊キャンプの事務作業、森での薪作業、朝の空き時間を使って木工をしたり、得意のケーキづくりをこどもたちとしたりと盛り沢山。
自分にできること、新しいチャレンジをどんどんして自らの学びを深めてくれたと感じます。
また、グリーンウッドのインターンシップは一般的にイメージする職場体験要素とは違い、「暮らし」が伴います。
普通の暮らし（プライベートがきちんとあり、清潔という意味での都会的きれいさ）とも異なり、朝から晩までごはんもお風呂もだれかと一緒。日中は汗をかいて作業し、遊ぶことが仕事。そのため、時に汚れることも雨に濡れることもあります。そんな自然な環境に自ら身をおくことすらもチャレンジ。インターン終了後の振り返りでは、そんな泥臭い日常も楽しめる自分と出会えたと話してくれたことも印象的でした。
これからの進路に悩みながらも、「なるようになります！」と前向きに地元に戻ったるあな。これからの未来を応援しています！
さて、グリーンウッドのインターンは、社会人も大学生も受け入れ中です。
「こどもたちのために働く」こと、そして「ひとりの仲間として暮らす」こと、両方を体験を通して学ぶインターンにチャレンジしてみませんか？
そして、グリーンウッドの活動そのものに興味のある方へ、２時間～の現地見学（オンライン含む）コースも随時受付中です。
ご興味のあるかたはぜひ、お問い合わせください。お待ちしております！