1月に2週間グリーンウッドのインターンに参加した学生 きりしま(キャンプネーム)を紹介します。

毎朝、学童の薪ストーブをつけるのも仕事のひとつ
まず、参加した理由を教えてください。
自然体験を通した教育・学びに興味がありました。
グリーンウッドを知ったのは、以前留学していた先で出会った日本人学生がグリーンウッド代表の辻さんの授業を受講していて、山村留学や団体の活動の話を聞いたことがきっかけです。活動内容や組織としての運営方法を実際に自分の目で見てみたいと思い参加しました。
活動について
2週間はあっという間でした。参加理由になかった「暮らし」の本質を感じることができたことが一番の学びだった気がしています。
こどもってこんなもんかな?と小さく一括りに思っていましたが、山村留学のこどもたちは、チャレンジを臆さずここで1年間暮らしていました。18人全員と仲良くすることは難しいけれど、好き・嫌い、合う・合わないがあっても、ひとつのことに向かって歩み寄り、協力し合う姿に感動しました。
また、毎日子どもたちが学校に行っている間は、外で薪や小屋作りの作業をして体を動かしていたのですが、帰ってから食べる温かいご飯が体に染みわたる感覚、薪ストーブの暖かさも新鮮でした。そんな本来的な「暮らし」を通して生きる喜びを感じました。

2週間後の事業の下準備(薪小屋建設):スタッフふーみん、バズ、なおみちと
―空き時間の「ものづくり」を通して―
山村留学のある女の子が木の皿を作っていたのを見て、自分もやってみたいと思いました。空いた時間をつかって手作業で削っていく作業の工程は、読書に近い感覚で、なんとも不思議な達成感がありました。1週間かけてやっと完成。ものの成り立ちを理解してみると、簡単に食器を買ったり手放したりできないなと思いました。

こどもたちが毎週行う「ものづくり教室」に参加
相談員と過ごしてみて
ギターを弾いたりその周りで歌ったり、人を楽しませる技をもつことも大事だと感じました。
素敵で魅力的な方ばかり。特に他人の(こどもも職員同士も)意見を聴く姿勢が素晴らしかったです。
自分自身の成長や気付きや学び
誰かと食事を共にする喜び、寒いなか汗かくほどの外作業・その達成感など、本来的な「暮らし」を通して本質的な生きる喜びを感じました。

山村留学のこどもたち企画の新年会の様子

学童チームの薪作業の様子
インターン後のメールより抜粋:
もとの生活に戻ったのですが、不自由のない生活の中になんだか物足りなさを感じています。まずは、木工から始めてみようかと思っています。
改めて、2週間くらしに汗を流す体験は、とても大変で、幸せでもありました。目に見えない大切なものを、たくさんもらった実感があります。
温かい地域でうまれ育ったきりしまは、飛行機ではるばる長野まで来てくれました!
「寒さは意外と慣れました!」信州の寒空の中で、こどもたちと遊んだり、汗をかくくらいの様々な作業にも力を貸してもらいました!
地域に根付いた教育団体という側面でグリーンウッドに関心をもってくれてやって来てくれましたが、実際に一番感じ取ったものは「暮らし」の本質だったというのがこのグリーンウッドインターンのおもしろさの一つ。
幸せってなんだ?なんのために働く?
グリーンウッドでは、こどもたちとの暮らしを共にする仕事を通じて「教育」「働く」「社会」を捉えなおす機会を提供しています。
インターンシップについては、来る時期や期間によって体験の感想も、やることも様々。
過去のブログもぜひご覧ください→インターン過去ブログ。
\学生、社会人のみなさん向けの2泊3日~のインターンシップ、並びに1年間の体験プログラム(2023年度参加者)も随時募集・資料請求受付しています!/
学生さんや、社会人経験のある人、もやもやしている人、気になる方はぜひ一度お問い合わせください!