
キャンプ物資チームのなおみちです。
山賊キャンプ開催まであとひと月ちょっと。
こちら泰阜村ではみんなはりきって準備を進めていますが、その中でも強力な味方である農家のみなさんのがんばりや、山賊キャンプへの思いをお届けします!ご紹介するのは、長年ナスやトウモロコシ、ジャガイモ、タマネギ、カボチャを作ってくださっている宮島精一さんのインタビュー内容です。
2024年の夏キャンプ想い出会のビデオメッセージでご登場いただきましたが、それだけではもったいない!広くみなさんに知っていただきたく、その時の内容をギュッと凝縮してお届けいたします。
私たちにとっては身近な存在となっている宮島さん。(私たちは「精一さん」と呼ばせていただいています)。
昨年のスーパーコースのこどもたちは、直接お会いしてお話ししました。今やグリーンウッドのスタッフと言っても過言ではありません。

ではさっそくインタビューへ。
場所は、精一さんのナス畑。時は、まだまだ暑い9月。
物資スタッフのなること、宮島精一さんとの会話をお届けします!
なるこ:こんにちは~!今日はよろしくお願いします。こどもたちやボランティア相談員さんが書いてくれた、お礼のお手紙をお渡ししたいと思います。精一さん、ありがとうございました。
それでは、畑の中を見させていただきます。
精一さん:はい、どうぞ。
なるこ:ありがとうございます。今年は何本苗を植えたんですか?

精一さん:大長なすという品種を15本植えました。木が大きくなるもんで、1m50㎝くらいの間隔をあけて。まだまだ伸びています。
精一さん:植えたのは、5月の17日ごろ。
なるこ:5月の17日!キャンプのすごく前から準備をしてくださって、この個性的な、みんな大注目の長ナスになっています!
なるこ:こんな野菜作り名人の精一さん。長年野菜づくりをされてきたと思うんですけど、大切にしていることはなんですか?
精一さん:色々あるんだけれども、大切にするのは、とにかく味のよい安心して食べられるようなものにすること。
うちも家族がおって嫁やこども、孫も食べるもんで、生でも食べられる安心な野菜をつくることが大事だね。色々あるけど一番大事なのはそこだね。
なるこ:やっぱり一番近くの存在の人たちが元気でいてほしいなっていうことですね。
精一さん:虫が入っているようなもんを渡しちゃいかんもんで、なるたけそういうこともないように気を付けているよ。
なるこ:例えばどんなことを気をつけていますか?
精一さん:質のよい肥料を入れて土の栄養価を高めて、ナスの木自体がひとなれる(大きくなれる)ようにすることで、良いナスができる。そうすると木が丈夫になるもんで、消毒が少なくてすむんだよ。体の弱い人が薬を飲むのと同じで、弱い木をつくると病気や虫がつきやすいもんで、そういうことのないように丈夫な木をつくるということが大事。
なるこ:なるほど。野菜そのものに備わっている力を最大限発揮できるようにということですね!ナスを育てる上で大変なことはありますか。
精一さん:毎年同じ所につくらないこと。土を変えるためにこの畑でも何か所か変えているよ。5年くらいのサイクルでまた5年経ったらここに植えるけれども、それまでは違うとこでというようにすることが絶対条件。
同じ所でつくると「地飽きる」って言うんだ。肥料が残っとったりして害を与えるもんで。
去年がこっち。今年はあっち。

なるこ:そうなんですね。今年特に雨も少なく暑かったですけど、どんな影響がありましたか?
精一さん:今年、日照りが強すぎすぎちゃって水分を十分補給できなかったもんで、例年よりもナスの木が小さいかな。本来ならもうこの2m50㎝近くはなるわけなんだけども、いくら肥料をやっても水分不足で肥料を吸えないもんで、木がちょっと小さいね。
なるこ:ありがとうございました。
精一さんにはキャンプで300本、重さにして45㎏のナスをいただきました。最後に、子どもたちにメッセージをお願いします。

精一さん:泰阜の野菜を食べて、キャンプで尊い経験をされたと思います。どこのお店で買ったとしても、野菜を食べる時は、農家の人の苦労があるんだっていうこともちょっと考えてもらえると嬉しいです。野菜を作る人は捨てられることが一番悲しいので、食べ残さないようにしっかり食べてくださいね。
来年も野菜つくるからね!
みんなまたキャンプ場で会おうね!待ってるよ!
以上、2024年夏のインタビューより抜粋でした。
インタビューでの宣言通り、今年も雪解けの頃から山賊キャンプ用に野菜づくりを始めている精一さんはじめ、農家のみなさん。こどもたちの笑顔を想像しながら頑張ってくださっています。
気候変動に悩まされたり社会情勢の影響も受けながらも、自然の声をききながら毎年チャレンジを諦めない後ろ姿に、私たちも勇気をもらい励まされています。
泰阜の野菜がなぜおいしいのか、少しお分かりいただけましたか?
世界一おいしい愛情たっぷりのやすおか野菜を楽しみに、元気にキャンプに来てくださいね!
私たちスタッフも、みなさんにお会いできるのを楽しみにお待ちしています!

普段はグリーンウッドの施設管理や経理を担当。時々小さな人と遊んだり、歳の大きな人とお茶をするのが楽しみ。人から人へ受け継がれてきた「暮らし」に育ててもらう毎日です。
