インターンがやってきた~自身の経験を活かしたい【社会人編】~

グリーンウッドの社会人インターンとして1週間参加した「ちろまる(:キャンプネーム)を紹介します。

―今回参加した理由を教えてください。

 インターネットで、自然・こどもなどをキーワードに検索して見つけて、理念や活動内容に共感したのがきっかけです。インターンを通してより深くグリーンウッドについて知りたいと思い参加を決めました。

また、これまで海外ボランティアや、様々な地域での仕事、学びをしてきました。それらが、このインターンの中で、誰かの「やりたい」気持ちに役立てられればとも思っていました。

 

―こどもたちと過ごしてどうでしたか?

だいだらぼっちの1人の子とノミ(木工道具)を研いだことが印象的です。

その子は素晴らしい木工技術をもっているのに、道具に関してはメンテナンスするのが難しい形だから…と自分では研いだことがなかったのです。私は、現在木工の勉強をしているので、自分で研がないなんてもったいない!と思い、その子に「10分でいいから、一緒に研いでみない?」と声をかけてみました。(しぶしぶ?)一緒に研いだあと、試しに木を削ってみると「なにこれ!すごい!」と本人も喜んでその後しばらく熱中して削りつづけていたのです。私自身の経験をアウトプットしながら、こどもと共感できたことが私の喜びにも繋がりました。

 

↓写真:上記のこどもとは違う場面ですが、ちろまるが持参してくれた道具を見せてくれて、道具の使い方や特徴を説明してくれました。

 

―相談員(スタッフ)と過ごしてどうでしたか?

「暮らしとは正解がないもの」

だいだらの暮らしを支える相談員にはいろんな経験を経てやってきている人がいて、考え方、アプローチ、スキルが十人十色でした。それぞれのリスクマネジメントのかけ方、声のかけ方など学ぶことが多く、それぞれの個性がとても際立つ職場だと感じました。

 

―自分自身の気づきや、学びを教えてください

はじめは、インターンとして何ができるのだろうと少し悩むこともありましたが、今までのスキルを活かせたことが自信に繋がりました。また、新しい体験として今回教育の場に身を置くことで、教育に対する考え方を新たにインプットできました。

この経験を今後の活動に活かして行きたいです!また遊びにも行かせてください!


 

 1週間の間にだいだらぼっちのこどもたちとの山仕事や、森あそび、スタッフとツリーハウスの防腐剤塗り作業、地域の道路清掃など、イベント目白押しな期間を過ごしてもらいました。

 

一方で、ちろまるの振り返りでは、インターン期間中の“暮らし”の部分において、これまでの自らの持ち味を活かしながら「日常をちょっと深める(遊ぶ、考える、作業する)」ことへのチャレンジについて話してくれました。

個人的には、ちろまるの経験値だけでなく、まっすぐなハートにみんなが魅了されていたようにも感じます。ハードな1週間の中、共に暮らしをつくってくれてありがとう!

 

 

 

インターンに来る若者に、グリーンウッドの「相談員」として大切にしていることは、「今」一緒に遊び、悩み、働くことだと伝えています。そうすることで、こどもたちは次のチャレンジができるはずだと信じているからです。

とはいえ、今日のうちに結末となる次なるチャレンジを見届けられるのか?学童であれば、お迎え時間があり、だいだらぼっちの山村留学も1年がリミットです。その限られた時間のなかで、必ずクリアできるとは限りません。それは大人になってからかもしれない…

こどもたちから「1年のキャンプがしてみたい!」というワクワクからスタートして38年目となるグリーンウッドですが、長い目で、この地(泰阜村)この場所にあり続けることが、38年分の卒業生、今目の目の前にいるこどもたち、青年たちの「チャレンジ」のために必要なのかもしれません。

 

キャリアチェンジ、他の教育現場を見てみたい!と考えて悩んでいる方は、ぜひお問い合わせください。

 

学生は10日間~:短期インターン /長期(1年間)インターン(25歳まで)もあります!

 

一歩踏み出し、どんなチャレンジになるかはあなた次第。

 

 

そして、共に働く未来づくりの仲間も募集中です(2025年度職員)!

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