相談員のはじめの会｜スタッフの働き方特集

さて、今回はスタッフの働き方特集！と題して、年度はじめのスタッフの集合日の様子をご紹介します。

今年度ここで働くスタッフは18名！新規職員として岡田くるみ（キャンプネーム：くる）が、1年間の長期インターン生として高砂葉音（のいびー）が加わりました。くるはなんと！小学5年生の時に1年間ここで暮らしただいだらぼっち参加者です。グリーンウッド史上初めての、卒業生スタッフとなります。

スタッフの年度はじめの集合日は、例年だいだらぼっちのこどもが引っ越してくる二日前です。最初に代表のだいちから辞令が交付されます。あまりグリーンウッドはこのような形式ばったことは行わないのですが、こうして改まった場があると、背筋が伸びる思いになります。特に新職員はこの場で名刺なども渡されるので、新生活の幕開けといった空気感もあります。

辞令交付のあとは、だいちや事務局長のしんから、全体に向けて話があります。財務状況の確認や、グリーンウッドが社会づくりを行なっていく上で、どのようなことを今年頑張るのかなど方針が示されます。私も最初は、「1年目の新人にもこんなに詳しく話をするんだ！」と驚いた覚えがあります。しかし、私たちのクレドは「1人一票」。この話を自分ごとに捉え、一人一人が自らやるべきことを考えて、動いていくことが私たちの仕事では重要になります。だからこそ、新人も30年プレイヤーも隔たりなく、最初のスタートを揃える為にこの時間があるのです。

その後は全体ミーティングをした後、　“はじめの会“を開始しました。この会では、初めてのスタッフに対して自己紹介を行います。出身地や業務内容など基本的な情報だけでなく、なぜここで働いているのかも話すため、自分たちがこの仕事を通して目指したいことや、この仕事にかける思いなど自身の原点を見つめ直す機会にもなります。つい目の前の日々の忙しさに追われてしまいがちですが、私たちは教育を通して社会や未来を創りたいという思いを持って集まっています。その大きな目標や自分が持つココロザシを確認することが、より大きな原動力を生みます。そして、こうした思いは言語化しにくい部分もありますが、頑張って人に伝えるからこそ互いを知り合えて“仲間”への一歩に繋がります。

長かった1日の最後は、歓迎会です！

こどもや仕事の話はもちろん、毎日食事当番のスタッフがご飯を作り、出来立てご飯を食べながらみんなで団欒してお昼休みを過ごしているので、互いを知り合う機会は多い方だと思います。しかし、平日は出張に出ている人やお休みの人もいるので、全員が揃う機会も限られてきます。この機会にたくさん交流します。

だいだらぼっちのこどもは夏休み、冬休みは実家に帰省しますが、その入れ替わりとともに山賊キャンプの受け入れを行なっています。つまり、1年間でこの敷地内にこどもがいない期間は、春休みしかないのです！（平日はだいだらぼっちや学童のこども達が40〜50名いる毎日に、夏冬休みはキャンプのこども達がおり、私たちは常にこどもがいる現場に身を置いて仕事をしています。だからこそ、経験もたくさん積めてスタッフもより成長できます！）

年間でスタッフ同士が打ち上げなど行う機会は何回かありますが、誰かしらがだいだらぼっちや学童のスタッフに入っているため、全員が気兼ねなく呑み食いできるタイミングは今日と、だいだらぼっちが終了した来年の3月の終わりのタイミングだけです。

ワクワクと楽しさ、苦悩や葛藤と、それを上回る感動が詰め込まれた1年間がスタートします。

今回ご紹介したのは、スタッフの1年の始まりの日の様子でした。…が、本番はここから！

4月はだいだらぼっちチームは新しいこどもたちと生活を創りつつ、田んぼや薪作業がガンガン入ってきます。地域・幼児教育チームも学童に1年生を迎え1週間の早下校（給食食べたら学童に来る）期間を皮切りに始まり、キャンプ関係では何万部という単位でのDMの発送、農家さんへのお野菜の発注（作付け時期なので）などここでは語りきれないほど多くの業務が一気に動き始めます。

こうした仕事を通して、こどもの未来を創ること。ひいては社会を創るんだというココロザシを胸に、本年度もスタッフ一同頑張ってまいります。応援よろしくお願いします！

オンライン説明会開催中

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●2024年4月25日（木）20：00〜21：00
●スタッフ
・矢加部優（キャンプネーム：バズ）
12年目／事務局長代理・地域幼児教育チームリーダー
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●2024年5月18日（木）15：00～16：00

●スタッフ
・緒方公美（キャンプネーム：くみ）
7年目／企画推進チームリーダー
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