冬の山賊キャンプ名物のミカン!収穫に行ってきました。

冬の山賊キャンプに来たことがある人ならば誰もが食べたことのあるこのみかん。実は冬の山賊キャンプは、昔からみかんが食べ放題なんです!
さてこのみかんですが、山村留学「暮らしの学校だいだらぼっち」のOBのお父さん、小島さんが愛知県で作ってくださったもの。商品にならないハネものではありますが、一口サイズの大きさに甘みと酸味が絶妙で、私たちスタッフはどんなブランドもののみかんよりも、日本一おいしいと思っています。(一度食べればわかります!)

小島さんも元々は農家ではなく、お父様の畑を引き継いで仕事をしながら2足のわらじで作っていたそうです。最近はだんだん作業も大変だということで、ここ数年はスタッフが収穫のお手伝いに伺っています。今年はスタッフのなおみち、いと、ゆべしと私しんが収穫のお手伝いに行きました!

木に実ったみかんをとにかく全て収穫します。木としては低いのですが、枝が込み入っていて、枝をくぐったり、身体をひねったりと、上の方や中の方を採るのはなかなか大変。さらに、採りきった!と思っても、下に生っていたり、葉っぱの裏で見えなかったりと、1本収穫を終えるのに、4人係りでも相当の時間がかかります。

いとが「みかんの収穫をしていると、たわわに実るの言葉の意味がすごくよくわかる!」と話していました。実体験を通すと言葉の消化の仕方が変わります。続いて「だいだらぼっちに来て、言葉の意味が腑に落ちることがたくさんある」とも。言葉は身体を通して作られているのだと気づかされます。

この日は朝の6:30に泰阜村を出発。9:30から16:00まで作業をしました。泰阜村に戻ってきたのは20:00過ぎ。

見てください、このみかんの数!実に50箱を持ち帰ってきました。1箱がおよそ20kgなので総量でおよそ1t!!これだけの量のみかんを見るのはなかなかありません。

しかし50箱と書きましたが、その多くは小島さんが事前に収穫していただいたもの。手伝いに行ったのに、なんだか申し訳ないです。

こちらが小島さん。みかんだけでなくたくさんのおいしい野菜をだいだらぼっちに持ってきてくれます。そのどれもこれもが本当においしい!食べ物は作る人の人柄が表れるのだなと改めて感じます。

キャンプに来るこどもたちにとっても、みかんを食べるのは楽しみのひとつになっています。小島さん、おいしいみかんをこれからもよろしくお願いいたします。