特集|2018山賊キャンプニュース -長老バズ編-

今年も夏の信州こども山賊キャンプの季節がやってきました。この『特集|2018 山賊 キャンプニュース』は、私たち山賊キャンプに携わる長老陣や裏方のスタッフを、定期的にインタビューで紹介してまいります。長老編第一弾は山賊キャンプの長老 バズ(矢加部 優)にインタビューを行いました。

まずは自己紹介をお願いします。

埼玉県上尾市出身27歳。馬年。3人兄妹の長男です。9年間、野球一筋で高校3年生の時には主将をやっていました。大学に進学し教育学科で教師になる道を歩んでいましたが、4年生の夏に恩師の紹介で山賊キャンプボランティアに参加したのがきっかけで、翌年の2013年4月からNPOグリーンウッドに就職しました。

ちなみにキャンプネームの「バズ」の由来は、この横顔。

映画「トイ・ストーリー」のバズ・ライトイヤーに似ているからです!

現在は山賊キャンプの開催地長野県泰阜村の山奥の集落に妻と娘の3人で住んでます。ご飯を炊いたり、風呂や冬のストーブは全て薪の生活です。水道はなく湧き水を溜めて使っています。畑をつくって野菜を収穫し、山菜やジビエなど自然の恩恵で生きています(笑)

山賊キャンプではどんな役割ですか。

5年前から長老をやっています。また、こどもたちと直接かかわる現場チームのリーダーも務めています。こどもたちに大人気の川遊びに向けてスタッフの川研修などの各種研修を設定したり、キャンプ期間中にもこどもたちが安全に楽しくキャンプができるように現場全体のリスク管理を行います。

山賊キャンプで大切にしていることはありますか?

わたしは水についてよく考えます。夏のキャンプでは川遊びを毎日やります。またこどもたちは食器洗いや掃除で毎日、水を使います。水があることは当たり前のことですが、普段、湧き水がないと暮らせない生活をしているので、水がとても貴重で有難いものです。水が少ない時期はとても苦労します。お金が一日無くても何とかなりますが、一日水が使えない暮らしはとても大変です。キャンプの時は雨降るなーと思ってますけど、内心「命の雨だなー」と感じます。「水はとっても便利だけれど有難いもの」「だから大切に使おう」ということをこどもたちに話します。

申込みに向けて、こどもたちと保護者の方へアドバイスを

いよいよ、5/10から2018年夏キャンプ申込が始まります。12日土曜日午後7時までが第一次締め切りとなりますので、その期間までに申込みをしてください。
毎年、第一次申込み期間だけで900件の申込みがあります。中には申込み期間を過ぎてしまい、希望のコースに入れずお子さんに泣かれたなんてお話も聞きます。まずは申込期間を忘れずに!

コース選びのアドバイスをするなら、初めての方はまずはベーシックコースが良いと思います。水場やトイレ棟が近いので、初めての参加者の方でも安心してキャンプにチャレンジができます。また「食う寝る遊ぶ働く」の基本は他のコースと同様にしっかり詰まっていて、山賊キャンプを存分に楽しむことができるコースです。

ありがとうございました。次回は「長老 あっこ」をインタビューします。