あきらめてる場合じゃない ~この1票が次の社会を創る~

初めて投票に行ったのは、何の選挙だろう???

札幌の大学に入学した1989年。
その夏、確か参議院選挙だったと記憶している。
体育会の先輩が「スポーツ平和党に入れるかな~」って言ってたっけ。
いやあ懐かしい。

あの当時、投票しても国も政治も何も変わらないと思っていた。
でも、その参議院選挙はマドンナ旋風で「山が動いた」。
秋にはベルリンの壁が崩壊。
そしてその後の非自民連立政権で政権交代。
思えばすさまじい時代だった。

よくよく思い起こせば、初めての選挙は1991年。
札幌市長選だった。
あれから27年。
小さな村が真っ二つになる熾烈な選挙、どうせ…という「あきらめ」が支配する無気力な選挙、そして身内が関わる選挙、いろいろ体験してきた。

今回は長野県知事選と、24年ぶりの選挙戦になった泰阜村長選。
今の日本の政治を見ていると、誰が首相や議員でも変わらないな、と心底想う。
国民はこうやって、あきらというか思考停止していくのだなと、そら恐ろしくなる。
でも、それは投票を棄権する理由にはならない。
棄権や白票ではない形で意志を表明することが、やっぱり権利を行使する責任。
夏キャンプや大学試験採点で忙しい中、期日前投票を今、済ませてきた。
この1票が次の社会創ると信じたい。

27年たって、私も少しだけ成長したかもしれない(笑)。

代表 辻だいち