こんにちは、「あんじゃね学校」担当のゆべしです。
3月上旬に親子の森あそび企画、合わせて完成したツリーハウスの完成お披露目会を行いました。
あんじゃね学校とは、泰阜村のこどもたちが村の暮らし・文化・歴史・自然体験を通じて地元(泰阜)をこどもたちが身近に感じれる子を育むために行っている活動です。
今回は、総勢45名のみなさんが参加してくれました。
こども37名、保護者8名 以外にも村のおとな10名(子育て応援グループ、学校や保育園の先生方、ツリーハウス建設に関わってくれた大工さんと林業士さん(ぎっく))が集まってくれました。
さっそく、森で遊ぶぞ~!
はじめて森にくる保育園児さんたちも、はじめはお母さんお父さんにくっついていましたが、すこし時間が経つと、どこかへ向かって歩き始めます。
後ろにいるのは、村の子育て応援グループ(カンガルークラブ)のベテランお母さんです。
こどもたちと一緒になって遊んだり、若いお母さんたちの相談相手になりながらこの場を一緒に作ってくれています。
こちらは探検チーム。森の奥に焚き火スペースを発見しました!
実は、ここは先日グリーンウッドに合宿に来た学生たちが作ってくれた場所なのです。
「今度ここでもキャンプが出来そうだね」と、即興で妄想の焚き火の会をしながらイメージを膨らませました。
お昼前に、ツリーハウスのお披露目会を行いました。
新しいツリーハウスの完成に向けて、1年前に1代目のツリーハウスの解体をこどもたちや保護者のみなさんと手作業で始め、建設までを行いました。総勢156名が関わって完成を迎えました。
(過去の様子のブログはコチラ)
1代目ツリーハウスの建設風景や今回の建設の様子のパネルを展示しました。
1代目のツリーハウスからずっと関わってくれている村の大工さんも最後の仕上げとみんなのお祝いのために駆けつけてくれました。
「18年前は、ツリーハウスビルダーのプロと一緒につくりましたが、
今回は設計から組み立てまですべてをみんなと行いました。
完成してよかったです。楽しく、長く使ってください」とコメントを頂きました。
12月のこども企画のキャンプのときには窓やドアなしの姿でした。
完成したツリーハウスの初内見に、こどもたちも大人もワクワクした様子でした!
入口には、これまで解体から建設まで関わった名前入りの看板を取り付けました。
見ての通り、個性豊かなメンバーたちが(保育園児~卒業生・保護者のみなさん)楽しみながら
関わってくれました。
そして、おひろめ会の最後に、ツリーハウスの完成を祝って、乾杯!
お昼にはみんなでカレーを食べて体も心もあたたまり、
その後もめいいっぱい遊んだり、マシュマロ焼きをしたりしました。
お父さんたちもちょっと一息ついて、焚き火の近くで談笑して過ごすような
ゆるやかで元気ある午後の森でした。
あるお父さんは「若い頃、この森でこどもたちと一緒に作業したことがありました。
また声かけてもらえれば何でもしますんで!」と爽やかに話しをしてくださいました。
他にも元あんじゃね学校の参加者というお母さんは、
「私が子供の頃にはすでにツリーハウスがあって、きっと少し上の先輩達が作ったのだと思います。
新しいツリーハウスがまた出来て続いていくのはいいですね」と、話してくださいました。
20年目を迎えた事業でもあり、一周まわった生の声を聞くことができました。
もともとこの森は、村のこどものための森(学校林)として活用されてきました。
ツリーハウスはもちろん、これからも長くこどもたちのための森であるように、と、大人たちの願いも重なった日になった気がします。
建築までに関わってくださったすべての皆様にあらためて感謝申し上げます。
ぜひ、たくさん活用してみんなの拠り所になる森であり続けるように
今後ともいろんな方の力を借りながら活用していきます!