NPO法人グリーンウッドの幼児教育事業「森のようちえんまめぼっち」の募集がスタートしました!
まめぼっちは、その日に集まった3歳~6歳のこどもとその家族が泰阜村の豊かな自然の中でいっしょになって遊び、過ごす場所です。
東京、名古屋、京都など、遠い方は片道5時間かけて全国の親子が泰阜村に集まります。特に都会から参加するのは
「こどもたちを思いっきり遊ばせてあげたいけど場所がない。」や「家族で森や川に連れていきたくても危険で遊び方が分からない」など、”こどもがのびのび遊べる場を探していた”ということがきっかけで集まった方々。
まめぼっちでは、その日集まった大人みんなで大きな輪となってこどもがのびのび遊べる場をつくりましょう!とお話しています。
そんな保護者の方々が1日を終えて感じることは
「普段は消極的なわが子が、今日は自分からお友達の中に入っていったところに驚きました」というこどもの発見や
「普段どれだけ自分(親)が口を出しすぎているか、気づかされました」という大人の発見もあります。
普段は出会うことのない、いろいろな価値観をもつ家族が森の中で一日を過ごすという共通の時間を持つことで、大人もこどもも成長するきっかけ(種)となっているまめぼっちの時間。回を重ねるごとに、こどもがのびのび安心して育つ場をつくるためには、そこに集う大人が安心して過ごせる場であることがとても大切なのだと感じています。
今では、開催後に保護者の方々がゆっくりとお茶を飲みながら「○○ちゃんあんなに大きい声で遊ぶようになったんだね」とお互いのこどもの成長をいっしょに喜び、悩みも支え合える輪が広がってきています。
これまでたくさんの親子に出会いましたが、これが正解だ!と自信をもって子育てをされているのではなく、一人ひとりのこどもにとって一番良いと思えるものを選んでこどもと向き合っているということ。だからこそ、同じ世代のこどもを持つ親と悩みを共感できたり、先輩ママさんの言葉が力強い支えになり大人の安心感にもつながっていくのだと感じています。
これからもこどもがのびのび遊べる場をみんなで創る大人の輪を全国に広げていきたいと思っています。