7月の活動は、やすおか保育所から車で10分ほどの場所にある左京川での「かわあそび」。当日は、太陽が照り付ける川遊び日和の天候でした。

左京川で遊ぶのは初めてという、年長さん8人。川で遊ぶ前に、グリーンウッドスタッフくるからこんな質問がありました。
「川で遊ぶの、ドキドキしている子~?」
この質問に対して、手を挙げる子はおらず、
「じゃあ、楽しみな子~?」と聞かれると、
こどもたちみんな「はーいっ!」と、手を挙げて元気な声で返事をしてくれました。

楽しみな気持ちが沢山あるものの、初めての川はやはりドキドキします。川に足を踏み入れ、一列になって先頭のグリーンウッドスタッフみけに着いていきます。川の流れに足を取られないように、そして、つるっとした石で滑らないように、恐る恐る歩いていきます。

初めての場所には、やはり恐怖心を抱くこどもたちです。最初は大人の側や、こどもたち同士群がって遊ぶ様子でした。

慣れてくると、だんだんと自由に行動をし始めます。虫を探すぞ!と意気込む子


石を探す子

石の真ん中に穴が開いているのを見つけ、そこに水を貯めてみる子

それぞれやりたいことをやり始めたり、思わぬ遊びが生まれたりしていました。
川の冷たい温度に慣れてくると、水に身体全身を浸してみたくなったようです。私(グリーンウッドスタッフふーみん)から、
「ここ、寝っ転がれそうだよ~!」と伝えてみたら、
「ふーみんやってみて~」と言われたので、やってみました。それを見て、こどもたちもやってみていました。頭、背中、お腹に水の冷たさがだんだんと伝わり、悲鳴をあげつつケラケラ笑い、大はしゃぎのこどもたちです。


川の上流へ上がっていくと滝があり、滝の水が流れ落ちる箇所は、大人の胸下あたりまでの深さがあります。その深い場所に園長先生が入り、「抱っこをして、滝の水に触ってみる?」と、こどもたちを誘っていました。抱っこされ、深い場所に挑戦した子たちは、とても良い表情。深い場所から戻ってきた子に、どうだった?と聞いてみたら、
「怖かったけど、楽しかった!」と、言っていました。



最初の恐怖心はどこへやら。川で遊んでいるうちに冒険心が高まり、どんなことでもやってみたい!と挑みに行くこどもたち。そんな姿を見ていたら、こどもたちは川と友達になれたんだなぁと感じました。“川”という自然の中では、こどもたちの身体に直接働きかけてくる感覚があります。
肌に触れる川の水
水の冷たさ
流れの強さ
川底の石の硬さ
水の音
こういった、川の様々な表情にこどもたちは気づき、面白がることができるようになったから、もっとここで遊びたい!という感情が生まれたのだと思います。こどもたちにとって、いつまででも遊びたい“川”という友達ができました。

たった数時間の川遊びでしたが、こどもたちの心境や行動の変化が見られた楽しい時間でした。こどもたちの素直な感覚は、自然を満喫するにはもってこいです。この素直な感覚と、目の前の自然をあるがままに受け止め楽しむ彼らを尊敬します。次のあんじゃねっこは秋が深まる10月下旬。どんなことをして遊べるか、今から楽しみです。

東京都出身。学校教育を学ぶ中で、自然体験活動やオルタナティブ教育に関心を持つ。大学4年次を休学し、グリーンウッドの長期インターンに参加。大学卒業後、信州型やまほいくを実践する園にて保育スタッフとして2年勤務。暮らしの中の奥深さを味わい、こどもたちと共に学ぶことに再挑戦したいと考え、参画。
