約1ヵ月の夏キャンプ期間も折り返しが近づいてきました。今年も、スタッフたちは「山賊Tシャツ」を着てキャンプを運営しています!今年の山賊Tシャツのデザインはこちら!
毎年、山賊Tシャツはキャンプの相談員(ボランティア)がデザインを考えています。今年も、想いの込もったTシャツが完成しました。今回は相談員 ののの が中心となってスタッフと一緒にTシャツづくりのイベントを運営しました。「憧れの山賊Tシャツを自分たちの手で作りたい。自分にとって山賊キャンプは学校や仕事とは違う繋がりが生まれる場所。相談員同士の絆も深めたい。」という思いから、この場をつくってくれました。
Tシャツづくりは、夏のキャンプに間に合わせるために5月から始まります。近年は、有志の相談員たちがオンラインで集まり、話し合いながらデザインを決定しています。今回は23人の相談員が参加してくれました!
「こどもとの話題が生まれるデザインにしたい」「初めて参加する相談員も話しかけやすい、やわらかいイラストも入れたい」など、相談員だからこその視点でアイデアが出てきます。山賊キャンプへの愛を感じるアイデアを聞けて、温かい気持ちになります。
そして完成したデザインがこちら!
今年は「山賊キャンプの4つのコースをイラストにしたい!」とのことで、左からスーパー(S)、ゼロ(Z)、チャレンジ(C)、ベーシック(B)の川遊びが描かれています。そして、SanZokuCamP(B)の文字は各コースの頭文字になっています!全て相談員のアイデア。遊び心があって素敵です。
ワンポイントの山賊ももちゃんは、トマトときゅうりを持っています。いつもキャンプで丸かじりする、お馴染みの食材です。相談員もやすおか産のお野菜が大好きなんです。
そして6月末にTシャツが完成しました!カラーは全40色。相談員も一人ひとりの個性があってカラフルなことを表しています。発注作業が少し大変ですが(苦笑)、熱い想いを寄せてくれる相談員のために、のののと頑張りました。
7月には東京で相談員と集まり、Tシャツの完成を祝う会をしました。互いに初めましての相談員もいますが、キャンプを話題に新しい繋がりが生まれています。
キャンプも始まり、山賊Tシャツは現場で大活躍中!「毎年クオリティが上がっているよね!」と保護者の方から嬉しい声も聞こえてきました。
Tシャツはスタッフや相談員のユニフォームという意味もありますが、私たちの一番の目的は「こどもが主役のより良いキャンプをつくること」です。Tシャツづくりを通して、相談員のコミュニケーションが活発になる、一人ひとりのキャンプへの想いを共有することで、こどもとの関わりで大切にしたいことを確認する。そんな想いを持って相談員と一緒に創っています。
山賊キャンプに関わる年数、年齢、住まいも多様な相談員たちですが、山賊キャンプに共感し、愛がある心強い相談員たちです。
今年の山賊Tシャツもぜひチェックしてみてください。
九州で育ち、泰阜村に来て7年目。自己決定を重ねながら人が育つことを大切にしており、こどもとの関わりの上で自身の在り方が問われる日々。山や森に出かけたり、イラストで物事を表現するのが好き。