先日「エデュコレ-多様な教育の博覧会-２０１９」へ出展するため、グリーンウッドを代表して、私だいちゃんと、いとが、泰阜村を飛び出して東京へいってきました！エデュコレとは、学校・ＮＰＯ・企業など多種多彩な教育団体が自分たちの行っている教育活動をブース出展やトークセッションをして、紹介する教育の博覧会です。
普段、お伝えする機会が少ない、グリーンウッドの理念や、事業「暮らしの学校だいだらぼっち」「放課後こども預かりいってきました」「信州こども山賊キャンプ」「森のようちえん まめぼっち」「あんじゃね学校」などを紹介しました。
開催前は、ブース準備。机とイスとパネルという、ほぼ何もない状態から、グリーンウッドのブースをつくります。来場者がどんなブースだったら、立ち寄ってもらえるかを考えながら、何もないブースをグリーンウッドの色で飾ります。
パネルに、だいだらぼっちの母屋にも飾ってある「グリーンウッド くらしの地図」を大きく展示しました。この絵は、だいだらぼっち創立メンバーのギックが書いてくれたものです。活動場所や、人の雰囲気が伝わる、私も大好きなステキな絵です。また「暮らしの学校だいだらぼっち」「放課後こども預かりいってきました」「信州こども山賊キャンプ」「森のようちえん まめぼっち」「あんじゃね学校」など各事業の紹介プラカードを用意して、手づくり感あふれるグリーンウッドらしい雰囲気をつくりました。
各事業のパンフレットをセッティングして、だいだらと山賊キャンプの映像を流して準備完了。そして、いよいよエデュコレスタート！！どんな人と出会えるか、とても楽しみです。
さっそく若い男性２人がブースに立ち寄ってくれました。この方々も、違うところで、教育活動をしているそうで、「だいだらぼっちが行っている教育」に興味があるそうです。
パネルを見て「展示されている地図を見て興味持ちました」と立ち寄ってくれる方も、いらっしゃいました。事業説明したら「えぇ～ひと夏こども1000人以上も集まるキャンプがあるんですか！！」「えぇ～親元を離れて、１年も暮らしているこどもたちがいるんですか！！」と驚いていました。話を聞いて、「実際の現場（泰阜）を見学に行ってみたい」と言っていました。自分たちの活動を「すごくいい経験ですね」「日本でこんな教育している団体あるんですね！素敵ですね！」と言う人が多く、素直に嬉しかったです。また、自分たちの当たり前や、活動を発信する大切さを感じました。
午後には、会場も来場者が増えてきて、とても賑やかでした。もちろん教育への想いがあるのは、我々だけではなく、各ブースで教育の想いを語っている声が聞こえてきました。フリースクールやオルタナティブスクール、学校関係、教育の形は違えど「教育を通して、より良い社会にしたい」という想いは同じ。他の団体の話を聞いてシゲキをもらいました。
そして、山賊キャンプの相談員、過去のインターン、だいだら関係者など、たくさんの方が応援に駆け付けてくれました。我々にとって、見ず知らずの土地に駆けつけてくれる人が居ることは、本当に暖かくて、幸せなことです。
今回、グリーンウッドの教育を、世に発信するという目的で、泰阜村を飛び出しエデュコレに参加しました。会を終えて思うことは、きっと自分たちの教育は、世の中で必要とされている「大切な教育」だと強く思いました。けして、自画自賛でも、驕りではなく、エデュコレの参加者の反応を見て感じました。
我々の活動している事業は、たくさんありますが「誰もが安心できる社会を教育活動で作り上げる」「あんじゃねな社会」を目指して、日々こどもたちと、本気で向き合っています。しかし、日々こどもたちと過ごしていると、想いはあっても「今してること（仕事）は社会にどう繋がるんのだろう」と、目の前のことしか見えなくなることがあります。順風満帆な気はするし、「とりあえず明日がくるさ」と、生きているけど、たまに自分たちの教育（仕事）を見つめなおすことは、とても大切だと思いました。エデュコレは、自分たちの活動を外から知れて、社会的意義を感じるいい機会でした。また、様々な人と出会い、世の中こんなに教育について熱く語る人が居て「日本の未来は明るい！」と勝手に思っています。エデュコレで、出会った方々と、今度は泰阜村でお会いできたら、この上ない幸せです。
そして！！次回はなんと！！
来月11月17(日)にエデュコレin関西にも参加します！！
詳細はこちら↓
訪れる機会の少ない関西圏で、グリーンウッドの教育を伝えに行きます。ぜひ興味ある方や、興味を持ちそうな方が周りに居たらお声かけお願いします。
また、私たち以外にも日本全国で多様な教育を実践されている方々が集まります。「多様な教育と出会い、人とつながる」ことのできるエデュコレ、ぜひお越しください！！