だいだらぼっちにオンライン帰省!

今年36年目を迎えた「暮らしの学校だいだらぼっち」。卒業生も600名近く、その保護者は1000人以上となります。だいだらぼっちはOBOGや保護者の方との関りが濃く、ことあるごとに来訪のある場所です。これまではイベントや人生の節目(成人式、結婚)、あるいは少しホッとしたいときに、キャンプのお手伝いなど、まさに第二の故郷、実家のようにふらっと帰ってくる場所でした。

しかしこのコロナ禍で来訪の制限をかけざるを得ず、OBOGやその保護者の方たちが気軽によることができなくなってしまいました。今はSNSでつながっているこどもたちも多いので、○○はあそこの大学だよとか、がんばって働いているらしいよ、など様子を聞くことももちろんありますが、例え話す時間が短くとも、直接顔を会わせるということは全く別の意味があると感じます。無為に出会う時間がお互いにとって大切なものであったことを痛感しています。

特に大学生となったOBOGたちが大学にも行けず、なかなか苦しい状況に直面している様子も耳に入ってきていました。まずは私たちでできることからやっていこうと、OBOGたちが集まれる場をオンラインで作ることにしました。特別なイベントではなく、「お昼の時間に顔を出して一緒にご飯を食べようよ」というものです。

現役大学生を中心に声をかけて、そこからそれぞれのつながりにも声をかけてもらいました。急なお知らせでもあったので、参加するのもひとりかふたりかな。と思っていましたが、ふたを開けてみたらなんと13人!懐かしい面々がそろっています。

大学生たちは、教室からだったり、留学先の韓国からだったり、家族が住んでいるシンガポールだったりと多種多様!社会人になったOGは終了ギリギリにお昼休みに入ってきてくれました。「仕事についていくのに大変!」とのこと。

これといった特別な話をしたわけではありませんが、しばらく会っていなかったこどもたちがみんなちゃんと大人になっているのに驚きます。

コロナが落ち着き、当たり前に「いってきました!」と帰って来られるまでは、この「オンラインでのだいだらぼっち帰省」を続けていこうと考えています。

だいだらぼっちOBOGのみなさん。お昼休みにちょっと、かにやギック、スタッフと話したい!だいだらの仲間と話したい!という方はグリーンウッドにお問い合わせを。zoomのアドレスお伝えします。

実はOBOGの保護者からも参加したい!という声が。保護者のみなさん、しばらくお待ちください。まずはこどもたちからはじめて参ります。