19歳の環境活動家が全国をめぐる ~露木志奈さんから同世代への炎のメッセージ~

「大学を休学しました。理由は、大学は待ってくれるけど、気候変動は待ってくれないから」

「全国の若者に伝えたい。今、世界中で何が起きているのかを」

19歳の環境活動家、露木志奈さんの言葉だ。

朝日新聞 2020年1月9日

彼女は11月に大学を休学した。
「同じ世代の人たちに、一人ひとりが行動すれば世界は必ず変えられる、ということを伝えたい」
そんな強い想いで、環境活動家として全国の小中高を回る講演活動を続けている。
横浜生まれで小学4年~5年の時に、長野県泰阜村で山村留学を経験。
世界で一番エコといわれるグリーンスクール(インドネシア)を日本人女性で初めて卒業した。
2018・2019年には国連の気候変動会議に参加し、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(18)にも会い、刺激を受けたという。

立教大学のオンライン講義。普段着の言葉が学生に届く

そんな彼女に、私が受け持つ大学の授業に特別ゲストをお願いした。
まずは立教大学。
「自然と人間の共生」という授業で、まさに”ど真ん中ストレート”の内容だ。
次に青森大学。
「地域産業論」という授業を少し工夫して、全学公開授業に設定した(学長に感謝!)
なんといっても「19歳」という、履修している学生と同じ世代というのが素敵だ。
私なんかが話すよりはるかに学生に届く。
今、隣に座っていたような学生が(オンラインだから隣の画面か)、いきなり講義を始めるようなものだから、親近感というか距離感が圧倒的に違う。
もちろん話す内容もとんでもなく刺激的だったことは間違いない。
が、それ以上に「同じ世代が地球のためにこんなにも動いているのか」という学生諸君の驚きがオンライン上でも手にとるようにわかる。

この1年、いつしか“できない理由”ばかりを探し、“コロナだからしょうがないよね”と、自分の視野を広げる挑戦を自ら抑制していたことに気づく学生諸君。
かきむしられるような、そして衝き動かされるような、そんな想いが、ドクドクと鼓動を伴って現れたのだろう。

「行動を起こすこと」
端的にいえば、このことを学生諸君が改めて考えるきっかけになった。
それだけでも、彼女をゲストに呼んだ意味がある。

10年ほど前のシイナ(黄色)と私(青)

実は彼女は暮らしの学校「だいだらぼっち」の卒業生でもある。
私にとっては、暮らしを共にした仲間だ。
ついでに、私の次男と彼女は泰阜小学校時代のクラスメートでもある(笑)
学生諸君にとって常に興味のある「だいだらぼっちを卒業した人のその後は?」に、応えてくれる授業にもなった。

青森大学の講義。まさしくオンラインの威力

彼女は、全国で講演行脚を続けている。
できれば中高生向け。
もちろん、小学生や大学生もOKとのこと。
多くの若者に「一人ひとりが行動すれば世界は必ず変えられる」ということを伝えるために。

彼女を講演に呼んでいただける人、検討していただける人、私まで連絡いただければ。
彼女につなぎます。
私は、今後も大学などの授業に彼女を呼ぶつもりだ。
私も行動を起こす。
彼女と私たちの想いが、全国に、そして世界中に連なっていく。

代表 辻だいち