買うではなく、つくる面白さ|放課後児童クラブいってきました

こんにちは!スタッフのだいちゃんです。

放課後児童クラブいってきましたの日常の様子をお伝えします。

とある日、放課後児童クラブの近くをお散歩している時に低学年の男の子があるものを発見しました。

それは自動販売機にある「さつまいもミルク」です。どうしても飲みたくなってしまいましたが、放課後児童クラブでは買うことはできません。どうして飲みたい男の子は「自分で作ったらいいんだ!」と考え、急ぎ足で放課後児童クラブへ向かいました。男の子は、サツマイモとミルクを手にして作ってみることに・・・・。中々一人ではうまくいかない様子。そんな時に「何作ってるの」と覗きに来てくれる高学年のお兄ちゃん、お姉ちゃんたち。「面白そう!」と手を貸してくれました。

初めは言いだしっぺの男の子とスタッフで始めた「さつまいもミルクづくり」でしたが、硬いお芋を切る子、切ったお芋を柔らかくなるまで煮る子、煮えたお芋を裏ごす子、味をみながらお砂糖の量を調節してトロトロ煮込む子・・・と気づくと仲間がたくさん集まりました。

完成品はとても温かくて甘くおいしいです。

数日後には「さつまいもミルク美味しいらしいよ」と噂が広がり、飲みたい子が続出して、高学年の子が総出になって作ってくれました。

こどもたちの様子を見ていると、ほしいものと出会った時に買ってもらうという発想でなく、作ってみたいという発想になったことが豊かだなと感じました。きっと放課後児童クラブでは日常的に、梅ジュースやキウイジャムなど手作りしているため、こどもたちの中では「きっと作れるもの」なのだと頭の中で考えたのだと思います。何でも消費的にならず、生み出すことの面白さを知ってるこどもたち。今回は「さつまいもミルク」がきっかけでしたが、面白いことは常に日常に溢れているので、次にどんなことがきっかけで何が広まるのか楽しみです。