今回は前回のブログ「こどもも大人も大仕事!ツリーハウスの解体作業!(前編)https://www.greenwood.or.jp/tane/10137/の続きです。
段取りを確認したらいよいよ解体作業スタート。17年前に村の子と一緒にツリーハウスを建てた大工さんと、普段モノづくりを教えてくれる林業士ギックが引き続き一緒に作業してくれます。ツリーハウスの屋根や壁などの上物をどんどん剥がしていきます。こどもたちはその手際の良さに興味深々です!
どんどん取り外された材を運んでいきます!
重たいモノや、長くて持ちにくいモノは2人で持つなど工夫して運んでいました。必然的に協力が生まれることは作業の醍醐味です。
別のチームは、運ばれてきた木材についている釘やネジを道具を使って外していきます。中には曲がっている釘や、途中で折れているネジなどがあって苦戦していました。「固い!」や、「抜けたら気持ちいい!」と言って、いろんな道具を試してみたり、テコの原理を使ったりと頑張っていました。
木材を丁寧にトラックへ積み込みます。こどもたちは「ここまだ載せれるよ!」、「重いから気をつけて」と声を掛け合っていました。今回出た廃材はこどもたちの活動に再利用します。
どんどん作業が進んでいきます。
しばらくして、休憩時間。休憩の度に大工さんから現状の作業状況と、これからの動きをツリーハウスを見ながら教えてくれました。ついつい、目の前の作業に集中してしまい、全体が見えなくなってしまうので全員で確認する時間は重要です。また、こどもたちにも、何のために、今この作業をしているかをわかりやすく丁寧に伝えてくれました。
さぁ作業再開です。どんどん運んで。
どんどんバラして・・・・
あっという間に・・・壁一枚となりました。
そして、ついに・・・
壁がなくなりました!その後もみんなで床板を剥がし・・・・・・・
無事に解体することができました!!二日間ともに大変な作業だったのですが、驚くことにこどもたちは疲れることなく「釘を抜くの面白い!」、「何かやることある」、「次のツリーハウスは3階建てがいいな」など、前向きな様子でした。大人も、こどもも、一つのことを協力して頑張ることが面白かったのだと思います。また、今回の一連の企画は、新しい安全なツリーハウスを建てることが目的ですが、一番は自分たちの手で建て替えることで、自分次第で何でもできることを実感を持ってほしいと思っています。一連の流れを通して、将来大人になるみんなが泰阜村や、目の前の社会問題に対して、自分事として主体的に関わる感性とパワーが育まれたら嬉しいです。また、次回の企画が楽しみです。
ビフォー
アフター