グリーンウッドはこども対象の体験活動が主な仕事です。山村留学だいだらぼっちはもちろんのこと、村の学童や、夏冬休みのキャンプとほぼ365日こどもがいる職場。さらにインターンやワークショップなど学生向けの活動も増えて毎日なにかしらかの事業を行っています。そんな中、唯一「なにもない」のが春休みです。
ここ数年は、春休みとはいえコロナ感染対策もあって帰省や旅行も制限されたり、村内でコロナ感染が広がり、卒業式が延期されるなどゆったりと過ごしたり、気持ちを切り替える時間もありませんでした。今年は本当に久しぶりに穏やかな時間を過ごせました。
さてそんなグリーンウッドの1年のスタートは3/30のスタッフ集合からはじまります。今年は新人スタッフあおが加わりました。
新人がいるいないに関わらず、毎年最初に行うのが自己紹介です。「なぜここに来たのか？」「今年何にチャレンジしていくのか？」を新人も創設メンバーのカニも等しく話します。
毎年聞いているはずですが、改めてここにいる「想い」を聞くと、お互いの関わりも変わってくるように感じるのが不思議です。
1人1分という制限もありましたが、全員で1時間弱かかりました。これもこどもがいない時間だからこそできるもの。大事な時間です。
だいだらぼっちは1年単位なので、スタッフの区切りも1年です。毎年、「来年度はどうするか？」を自分で考え、グリーンウッドで引き続きチャレンジしていくのか、あるいは新天地へ旅立つのかを決めます。そんな背景もあるので、同じメンバーだったとしても、昨年度の続きではない新たな1年のはじまりとしての区切りがあります。
とはいえここ数年はグリーンウッドでさらにチャレンジしたちという若手も増えてきました。6年目、7年目、10年目と20代、30代のスタッフが頼もしくなってきています。
最後にみんなで集合写真。
今年はスタッフ17名とものづくりの先生ぎっく、まるちゃんの19名。
コロナウイルスが蔓延しはじめた2020年度は団体存続が危ぶまれましたが、みなさんの応援のおかげでなんとか乗り越え、そして今があります。
チャレンジしたこともどんどん実現していっています。またたくさんの方から依頼や協働の話も舞い込み、コロナでため込んでいた力を飛躍へとつなげられそうな予感がしています。
今年のグリーンウッドにぜひ注目していてください。そして引き続き応援をよろしくお願いいたします！
グリーンウッドの事務局長。2004年よりグリーンウッドスタッフ、そして泰阜村に移住。一男二女の父としては日々反省と勉強の日々。車で1時間でスキーも登山もできて、村内には遊べる川がたくさんあることに毎年のように感動している。