グリーンウッドではキャンプの打ち上げとあわせて新年会を行います。
しかし今年はキャンプは中止、そしてコロナでそれどころではありません。
自粛、自粛と言っていても、「楽しいことをしてはいけない」わけではありません。
そして私たちは「楽しさは生み出すもの！」と常々こどもたちに伝えています。
ならばやるしかない！コロナでも楽しい新年会を！
ということで先日、新年会を行いました！（と言ってもお酒はなし）
今回はわたしから特命でくみに全面依頼。
彼女ならきっとやってくれるだろうという期待に見事応えてくれました。
コロナでも楽しい新年会のはじまりです！
ちなみに蝶ネクタイは地元スーパーのチラシで作成。
まずは個人戦のクイズ大会です。
スタッフいとの写真を古い順に並んでいるものを選べ！というもの。
新卒で来た７年前から今の写真まで、わかりそうでわからない！絶妙な出題です。
ちなみに答えはBでした。
次はチーム戦。
だいだらぼっちのこどもが作ったカルタ大会です。
このカルタ。なかなかの曲者で、同じ字のものがいくつもある！しかも絵と内容の区別がつきにくい！
白熱した戦いの後に、なぜかグリーンウッドの新年会では恒例となっている「絵しりとり」。
トップバッターのトンボが描いた絵（下の写真：右の絵）がまるでわからず苦戦しているなおみち。
何の絵なんだ！トンボ！
答えは干支の牛！牛なのにシマシマ。さすが画伯です。
マスクで口元は見えませんが、みんな大笑いです。
最後は点数順で景品選び。グリーンウッドでいただいたものや今回のために特別に購入したものなどを袋に入れて、中身が見えない状態で選びます。こちらも毎年恒例ですが、何がもらえるかワクワクします。
３時間程度の会でしたが、久々に大笑いした１日になりました。
「自粛」という言葉は喜びの感情を表現することすら不謹慎に感じさせてしまいます。
しかし私たち人間にとって食料や睡眠、安定した暮らしと共に、人と何かを共感して喜んだり楽しむことも、同じくらい必要なものなのです。
苦しい想いをしている方たちが大勢いる中で、「コロナがあって良かった」とは言えませんが、糧としていくこと、学びとしていくことは忘れてはいけないように感じます。
どんな状況だって、私たちは生きている。誰かが平穏を与えてくれるわけではありません。少しでも豊かにするための努力は惜しんではいけないと改めて感じた一日でした。
グリーンウッドの事務局長。2004年よりグリーンウッドスタッフ、そして泰阜村に移住。一男二女の父としては日々反省と勉強の日々。車で1時間でスキーも登山もできて、村内には遊べる川がたくさんあることに毎年のように感動している。