グリーンウッドの種をご覧のみなさん、こんにちは。サンです。１０月のやすおかたんけん隊「あんじゃねっこ」の様子をお届けします。
今回はこどもたちも楽しみにしていた山登り。泰阜村にある「大峰山：おおみねやま」という山にチャレンジです。お天気にも恵まれて絶好の登山日和です。
年長さんのみんなにとっては何度も参加した「あんじゃねっこ」。個人的なことですが、私にとっては初めてで、かつ保育園児に関わったことがなかったので、みんなに会うまでドキドキでした。でも、みんなに会ったら、にこにこしながら、私の顔を見つめる子や、自分から声をかけてくる子、「サンはどこから来たの？」「中国だよ」「中国ってどこ？」と興味を示してくれる子など、とてもフレンドリーなこどもたちに囲まれて、いつの間にか緊張もほぐれて、みんなと一緒にワクワクしながら山へ向かいました。
登山口についたら、まずはセーフティトーク。
「山で危ないものは何？」とみんなに聞いたら、「はち～」「くま～」「へび～」と続々と答えるこどもたち。年齢が小さくても自分で考えることが、自分の身を守る第一歩なのです。他にも危険なことをみんなで確認して列になって出発しました。
上りの道は緩やかなところもあれば、急な斜面で険しいところもありました。それでもこどもたちは手足を上手に使い、わずか４０分で山頂に到着！もちろん、途中で休憩して水を飲んだり、頑張ったご褒美に氷砂糖をもらったりしましたけどね（笑）。
山頂についたら、展望台に登って、さっそくみんなで「ヤッホー！」なんども必死に叫んだので、なんと！下の小学校にまで届いたそうです。
そのあとは、展望台にある記念ノートにメッセージを書いたり、
カマキリやコガネムシを観察したり、
日当たりのいい平地で鬼ごっこやだるまさんがころんだをしたり…。
そうしているうちに、お昼ごはんの時間になりました。お昼ご飯は９月の「あんじゃねっこ」で染めたハンカチに包まれたおにぎりです。いつものおにぎりが自分たちで染めたハンカチで包まれると、味も一層おいしくなったことでしょう。そして、なんといっても、泰阜の景色を見下ろしながら食べるごはんが最高でした。
お昼ごはんの後には、ひたすら展望台の柱に登っていました。どんなところも遊び場にしてしまうのがこども！、一人が登ったら、他の子も登ってみたいといって、どんどん広がり、とうとう全員が登ってしまう程人気の遊びになりました。
まるで猿山のように夢中になって登っていたら、帰る時間になってしまいました。来るときに急な上り坂だったところは降りるときもなかなか大変です。しゃがんで進んだり、カニのように横歩きをしたりして急なところも乗り越えられました。
今回は短い時間でしたが、山道を登ったり下ったり、山頂で走り回ったり、たくさん体を動かすことができました。歩きにくい山道もみんなで一緒だったから誰もくじけずに最後まで頑張ることができました。
帰りに満足そうなこどもたちの笑顔を見ながら、小さい頃から仲間と一緒にたくさん自然体験をすることを通して、健康な体と心を作ってあげたい！と改めて思いました。