【視察・見学】 学びの循環が社会を創る!

年が明けて1月も視察見学が次々と。しかも2件はどちらも元スタッフが、今の職場の方を連れてやってきてくれました!

写真左が元スタッフのたま。現在行っている大学受入事業の元となった「先生になりたい人の体験学習ワークショップ」の第一回目の参加者でもありました。当時はたまも大学生。そして私もスタッフ1年目で仲間と「どうやったらグリーンウッドで面白い企画ができるか?」を考えて作ったプログラムでした。

まだSNSもない時代。全国の大学にポスターを張っただけのの広報にも関わらず、6名が参加してくれた驚きとホッとしたことを思い出します。もう15年も前のこと。それでも参加者同士は今でもつながっているそうです。

たまはその後山賊キャンプのボランティア、青年海外協力隊を経て、グリーンウッドに就職。現在は山梨の南アルプスこどもの村小学校の先生です。学校の先生方を連れての視察見学でした。

さらに言うと、写真の右側にいる彼、「まる」はだいだらぼっちの卒業生。小中学生の時にだいだらぼっちに参加し、今はたまと同じ小学校の先生です。

まるは夏休み中ずっと山賊キャンプの手伝いに来てくれ、その縁でたまの小学校で働くようになりました。
そんな彼らが視察見学に来るとは!

2日間の視察を終えての感想で、「ここにいた時の経験が、今全部生きてきている」と語っているまるを見て、当時一緒に暮らしていた大人として、ちょっと目が潤んでしまいました。

さてそんな南アルプスこどもの村小学校の視察見学の翌週には、こちらも元スタッフの「との」が会社の幹部の方を連れて来訪されました!

2002年から2005年までスタッフをしていた「との」は、今や秋田県で福祉の会社を立ち上げた社長!80人ものスタッフがいるというのだから驚きです。

こちらも15年経った今でも変わらぬ姿とバイタリティに一気に「あの頃」を思い出させてもらいました。

→とのの視察の様子は代表だいちのブログをご覧ください。

秋田県横手市から来訪者があった。 2泊3日で。 NPOグリーンウッド元職員の金沢君(愛称:トノ)とその仲間たちだ。 4年間泰阜村に住ん...

関わってきた人たちが、だいだらぼっちで得た種を、新しい場で育て新しい社会を切り拓いています。「学びは循環している」その様子をまざまざと見せてくれたこと。そしてそれぞれの場所で頑張っている姿に刺激をもらいました。

2020もがんばるぞ!