支えてくれる人あっての山賊キャンプ Part2

支えてくれる人がいて山賊キャンプは成り立っています。
今年も「たま」が来てくれました。たまは元スタッフ、2011年から2013年まで主に地域教育やキャンプ事務局として働いていました。もっと言えば、「先生になりたい人のための体験学習ワークショップ」の記念すべき第一回目の参加者。当時は学生でしたので、随分長いつきあいです。

現在は、山梨の特色ある某小学校にて先生をしていて、休みを利用して毎年この時期に手伝いに来てくれます。理由を聞くと、「来なければならないと思っているから?」と言った後、「夏が始まらない感じがするんだよね」とのこと。

いつも通りチャキチャキと事務所の掃除や雑巾づくり、事務や物資の手伝いにいたるまで、ありとあらゆることをしてくれました。やはり元スタッフの強み、よく理解してくれているので仕事が早いです。
うちのこどもたちの面倒も見てくれ、本当に助かります。

社会人になっても貴重な夏休みを利用して、山賊キャンプにボランティアとして参加してくれる方がたくさんいます。「夏が始まらない」と年中行事として大切なものになっている話しをよく聞きます。あるいは「初心を取り戻すため」。どんな形であれ、こどもだけでなく、大人にとっても必要な場所となっているのはうれしいことです。

いろいろな関わり方があるからこそ、いろいろな人が集まれる。それが山賊キャンプの魅力のひとつなのかもしれないなと手伝いに来てくれる方たちを見て感じています。