インターンがやってきた~「まだまだ成長できる!」~

9月に11日間のグリーンウッドのインターンシップに参加した くまら(:キャンプネーム)を紹介します。


今回参加した理由を教えてください
グリーンウッドの代表辻先生の講義を大学で受講していて、興味を持ったからです。絵本の制作に関心があり、自分の人生のエッセンスとして「暮らし」や「自然」を入れていきたいという思いもありました。
一方で、タイミングとしては自分の感覚で「いまだ!」と、思い切って申し込みをしました。

 

こども達と過ごして気づいたことはありますか?
だいだらぼっちのこども達は、学年も個性もバラバラだけど、一人ひとりが相手を型にはめず、「一人のひと」として接しているように感じました。そして、小中学生とは思えないほど、それを言葉にするちからを持っていて、お互いがフォローし合って足りない部分を補うような関係に自然となっているのだと思いました。

また、学童の村のこどもたちの放課後にも関わりました(小学生の学童や中学生の学習支援事業等)。私にもきょうだいがいるので、こどもらしいかわいさも感じながら一緒になって遊んだり、宿題を見たりしていました。少しずつ、一人ひとりに合わせた接し方ができるようになった気がします。

 

村の中学生対象の学習支援事業の様子(左下がくまら)

 

相談員(グリーンウッドスタッフ)と過ごして気づいたことは?
それぞれの相談員が常にこどものことを考えていて、こども達の話し合いのときはうまい距離感でサポートしているなと感じました。こどもがいる時間はゆるやかに見えるけれど、ミーティングや事務所での仕事姿を見て、周りや状況を見ながら報告も細かくしているため全体での共有もできていいて統率感がある職場だと感じました。

 

自分自身の気づきや、学びがあったエピソードを教えてください。
自分の未熟さを改めて発見しつつ、自主性を養うという面では少し成長できたと思います。

大学生になって自分で決めることや自分で稼いだお金で暮らすことが増え、こどものころの自分に比べてもうすっかり大人になったなと、いい意味で成長に限界がきたように思っていました。

 

ここに来て、新しい環境で最初は自分が何をしたらいいのか分からず、ただただ気持ちだけが焦っていました。そういうときは、(普段から書くことが好きなので)自分が落ち着くためにも文字にして、思っていた事を日々振り返りながら過ごしていました。

最終日の4日前くらいから自分が本当に変わったんです。

「スッとしっくりくる」という感覚になりました。

だいだらぼっちのこども達と森での薪作業。昼ごはん休憩の様子。

ーそれはどんなことがきっかけ?
ここでの暮らしは、何かすると、小さなことでも「ありがとう」と言われ、逆に、私も普段の暮らしの10倍は自分から「ありがとう」を言っていること。こどもたちが互いを理解しながら、補い合いながら暮らし、話し合っていること。ここで、いろんな世代と交流できた(子連れスタッフもいるため、0~60代までが一緒に働き、暮らしている)こと・・・。

すっと色んなことが馴染んだように思えて、無理せずラクに楽しめるようになりました。
ありのままに嫌なことはいやと言っていい、はいはいと適当に聞くのではなく、思っていることは出していい。そんな風に思えるようになりました。自分がしたいことをすれば、自然と人も物事も動くのだと思えるようになりました。
そして、こども達が頑張っている姿を日常的に目の当たりにして、自分もまだまだ成長できる!と思えるようになりました。これからも気負いせず、自然体でいられる環境を自分でつくりながら過ごしていきたいです。


4日前に感じた「スッとしっくりくる」自分、馴染む感覚に出会えたのは、長期間のインターンだったからこそ、ここでの暮らしや人との関係に馴染んだことと、そして、自分のなかの小さな喜びが溜まったからなのかもしれません。
「毎日の自分を更新しながら、100歳まで生きます!」と最後に言っていた「くまら」。
柔らかくも、芯のある若者でした!

 

どんなことを受け取り、一歩踏み出すかは自分次第。

自分の「ねっこ」は、こどもから大人まで育てることができる。

そんなグリーンウッドの「ねっこ教育」の現場に来てみませんか?

 

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