一緒に暮らすって大変だ!中学生だけの登山|1年間のだいだらぼっちリアル!

中学校の文化祭振り替え休日に中学生3人と八ヶ岳登山に行きました。ルートは昨年度5年生で挑戦して、あえなく途中で折り返した「白駒池~高見石~中山展望台~にゅう」の八ヶ岳周回ルートです。

朝5:30出発。若干出発は遅れましたが、人数が少ないので慌ただしい様子もなくスムーズなスタートです。

秋めいてきたとはいえ暑く長い夏が続いていたので、まだまだ暖かい日が続くと思っていたら、登山口はなんと7℃!一気に冬の気配からスタートです。

歩きはじめると、さすが中学生。コースタイム以上のスピードでどんどん進みます。「もっと早くていい」とのことですが、ついていくこちらの身体がもたない(笑)。おじさんのペースに合わせてほしいとお願いしながら進みます。

まずは高見石。駐車場から歩いて1時間ほどですが、素晴らしい眺望に興奮します。

次に中山展望台。ここまでくれば後はなだらかな山道と下りのみ。

最後はにゅう!

次々に目標地点をクリア。昨年度の5年生登山では途中途中でのいざこざや口喧嘩でなかなか進まなかったことを思うと本当に楽です。ただスピード重視のために周りの風景を見るゆとりもなく進むのはちょっともったいない。でも体力の有り余る中学生にはこれでも物足りないらしいです。この先中学生と一緒に歩くのが怖くなってきました。

中学生登山では恒例となったグーパーで分かれたペアでの昼ご飯づくり。誰と一緒でも揉めることなくちゃんとしたご飯が食べられるのはさすが中学生!そして今日は焼うどんです。

和やかだった登りと打って変わって、下山と帰りの車中は愚痴大会。一緒に暮らす仲間たちへの色んな渦巻く想いをぶちまけていました。聞いているこちらはあまりいい気持ちはしませんが、とはいえ普段表に出さないこどもたちが、それでも話すのには意味があるのだと思います。諭すような話もしていましたが、途中からは意見を言ったり、正したりせず、「そうかそうか」とただうなずいて聞いていました。

「困ったことあるなら話してごらん」と言ったところで出てくるわけではありません。きっと緊張感のある登りが終わり、ほっとしたところで思わず出てきた話題なのだと思います。意図しないが故に出てくる言葉なのです。

「正しいことを教えてほしい」「どうしたらいいかわからない」というよりも、ただただ話をする、聞いてもらうこと自体が癒しになるのだと思います。登山を楽しむという目的以外にも、一緒に長い時間を共に過ごすこの時間こそが大切なのかもしれません。

コメント

  1. 木村さや より:

    山登りはすごいですね!

    私も先日富士山に登頂いたしました!

    https://www.fujisan-climb.jp/