迸る若い想いが全国に連なる ~辻ゼミのひとびと 立教大学編~

今年度も、立教大学ではゼミを持った。
企画提案型のチャレンジングな授業だ。
ひと呼んで「辻ゼミ」。
そのまんまか(笑)
このゼミの進め方、運営、成果などに触れるのは、また次の機会にしたい。
今回は、ゼミ生たちの「その後」を紹介する。

春学期のゼミで出逢ったゼミ生たち。
もちろん完全オンライン授業なので直接出逢って授業をしたわけではない。
でも、学生と一緒に手探りで創りあげたゼミは、学生同士の学びを深め、そして彼らの行動を自ら促していく。
14回の授業と、夏を挟んでの夜の「おしゃべりタイム」を経て、彼らは本当に会うことになった。
しかも授業のゲスト:児童養護施設の人のところへ学びに行った、と報告がある。
私も行きたかったが、さすがにNG。
若いっていいなー(笑)

左は学生ではなく、児童養護施設のスタッフ。実は彼とも因縁があるのだが…(それはまた別の機会に)

このうち二人が、環境教育に関する全国ミーティングのプレゼン大会に登壇。
一人は社会課題解決の問題提起のために運営しているSNS(※)を紹介した。
もう一人は「私たちに“学びの場”を紹介してほしい!」とLINEのQRコードを公開してまで呼びかけた。

(※)学生が運営するインスタ
ぜひフォローしてあげてください!
https://instagram.com/kysymys_well_being?r=nametag

学生が運営するインスタグラム

最後の一人は、この年末年始に大きな決断をした。
その相談を11月ごろからオンラインで受ける。
SNSを運営している学生とも、進路についてずいぶんと相談を受けた(もちろんオンライン)。
今では親子のように、いや友人のように?あーでもない、こーでもない、と、SNSで会話を続けている。

新年が明けたつい先日、彼女たち3人は「学びの共有」の場を設けた。
オンラインなので私も仲間に入れてもらう(笑)
それぞれの現在進行形の想いが語られ、お互いに拍手していた。
そして気づけば5時間ほど語り合った。
この「学びの共有」については、またいずれ紹介したい。

ゼミの出逢いと学びが彼女たちを衝き動かした。
迸る若い想いが、全国に連なっていく。

秋学期(後期)の辻ゼミは、もうすぐ最終版を迎える。
今度の学生たちは、どんな行動を起こしていくだろうか。

学びを行動に移していく若い学生たちを、渾身の想いを込めて応援したい。

代表 辻だいち