グリーンウッドは冬も山賊キャンプを行っています。しかも参加しているみんなで年を越します。キャンプ自体はおせちを作ったり、お餅をついたりと年越しやお正月の雰囲気はありますが、新たな年に新たな気持ちで仕事をがんばるためにも切り替えはとても重要です。ということで、2019年度の冬の信州こども山賊キャンプも6コース全て終わり、恒例のキャンプの打ち上げを兼ねた新年会を行いました!
まずは書初めで新年の誓いから。さっと書ける人もいれば、他の人の書き初めを見て、うんうんと考える人も。書き初めというだけあって、一筆に力がこもります。
全員輪になってそれぞれの話を聞きます。その言葉から、昨年1年間たくさんのことを考えてきたのだなと感じます。特に若い世代たちの自己成長のスピードに驚きます。
だいちゃんはズバリ「男らしく」!。字も実に堂々と男らしい!
いよいよ乾杯です!今回はキャンプに長期ボランティアとして参加した3人も同席して、総勢25名。
グリーンウッドの乾杯は必ず全員と乾杯をするのが慣わし?なので、人数が多いと大変ですが、一人ひとりとの杯を打ち交わすことが「今年もよろしく」という気持ちを強くさせます。
その後はいよいよゲーム大会!オリンピックイヤーにかけて、その名も「グ リンピック YASUOKA2020」!
昨年度と同じくだいちゃん、くみ、ゆべし、オラフの4人が実行委員となり、趣向を凝らしたゲームを考えてくれました。今回のチーム分けは「チームだくてん」と「チームたくてん」。名前に濁点があるかないかでチームが分けられていました。
まずは○×ゲームリレー?
続いて巨大ペンでのイラストあてゲーム。かにさんも苦戦しています。
最後はグリーンウッド版手作りカルタ!
みてください!真剣そのもののこの姿!
なぜならこのゲームの勝敗で景品を選ぶ順番が決まるからです。どんなゲームも遊びも真剣そして本気でやるのがグリーンウッドです!
こちらの真剣な姿は我が息子。
目の前にある「すばるが自転車乗れるようになったよ」という自分のことが書かれている札を取るために全身で集中しています。が…
見事に姉に取られてしまいました!あんなに狙っていたのに、残念!
スタッフもスタッフ家族もボランティアもみんなで同じことで笑う。いい新年会になりました。
最近は「忘年会スルー」なる言葉も生まれ、職場で行われる飲み会などは敬遠されることが多いそうです。確かに時間は限りがあり、過ごし方、価値観も人それぞれです。物も豊かになり、楽しませてくれる娯楽も溢れています。
しかし一方で、今ほど「ひとり」でいる孤独を強く感じる時代はないのではないでしょうか。たくさんの人と「共に過ごす」時間があるから「ひとり」の時間も価値があります。いつでも帰っていける輪があるから、人は「ひとり」でも生きていけるように思います。
気の合う人も合わない人も、年齢も考え方もバラバラな、多様な人と同じ時間を過ごすことに、実は価値があるのではないかと感じた2020の新年会でした。

グリーンウッドの代表理事。2004年よりグリーンウッドスタッフとなり泰阜村に移住。一男二女の父。2024年より代表理事となる。