さて、いよいよ冬の山賊キャンプ申込開始まで１週間となりました！
昨年度はほとんどの組が満員御礼！「初めて山賊キャンプを知った！」「冬にキャンプするの？！」など今回はそんな冬の山賊キャンプについて、３分でみなさんにお伝えします！
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＜目次＞
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山賊キャンプは、スケジュールが決まっていないフリープログラムキャンプです。山賊会議でやりたいことを出し、自分たちでプログラムを考えます。「冬は川遊びもないし、どうやって遊ぶのですか？」とご質問を受けることもありますが、こどもたちはたくさんのやりたいことを胸に、山賊キャンプにやってきます。
例えば…落ち葉いっぱいの森でそりすべり！
発見いっぱいの山探検にお出かけ！
日本の冬には欠かせない！お餅つき！
やりたい気持ちがあれば、こんなこともできちゃいます！例えば、冬の星空の下での野宿！
冬だけどこどもたちからやりたいこととして出たので、流しそうめんをした年もありました！
重要なのはやりたい気持ちを出すことができて、それができる場があるかどうか。その場さえあれば、こどもたちのやりたいことは無限大です！時間にとらわれずめいっぱい遊ぶ機会が、意外と少ないこどもたち。そんなこどもたちが思う存分、身体いっぱい、のびのびと遊べるのが、冬の山賊キャンプです。
山賊キャンプを行う場所は、長野県の南部に位置する泰阜村で行います。人口は約１６００名！東京から車で５時間。信号もコンビニも国道もない場所です。今年は４つの地区でキャンプします。豊かな森、降るほどの満点の星空、こどもたちを温かく受け入れてくれる地域の方々がいるのが、泰阜村です。
冬の山賊キャンプは「暮らしの学校だいだらぼっち」のこどもたちが普段暮らしている、山村留学施設で開催します。「行こうぜ！泰阜19コース」に関しては色々な地区の施設をお借りすることも。アジトの周りには当然地域の方が住んでいらっしゃいます。例えば近くの畑にお野菜をもらいに行ったり、差し入れしてくださったりと、もしかしたら思わぬ出会いと驚きがあるかも！？
２０１９冬の山賊キャンプは１２月２６日から1月6日まで３日程で行われます。基本的には３泊４日、４泊５日のコースになりますが、連続参加により、長期間参加することも可能です。今年は泰阜村の色々な地域と出会う「行こうぜ！泰阜19コース」、泰阜村の年越しを満喫する「お年とりコース」、山賊の長老たちが全員終結！「長老キャンプコース」の3つのコースが開催されます。
関東方面だと新宿から、中京方面だと名古屋からキャンプ場まで直通のバスが出ます。バスに乗ったこどもたちは、ボランティアスタッフとともにバスの中でレクリエーションをしたり楽しみながら、キャンプ場まで向かいます。他にも長野県内では、諏訪、駒ケ岳、飯田市から乗降が可能です。
毎年全国から小学１年生から中学３年生のこどもたちが参加します。近いところでは長野県内から、遠いところでは九州・北海道…時には外国から参加する子も。活動中は男女混合の異年齢縦割りの１０名ほどのグループで活動します。冬のキャンプでこどもたちの嬉しかったことナンバー１は友達がたくさんできたこと。普段の学校のクラスメイトだけではなく、色んな学年、色んな所に住む色んな価値観の友達と出会うことは、こどもの体験をより深めてくれます。
運営するＮＰＯ法人グリーンウッド自然体験教育センターは、３４年前よりこの泰阜村で１年間の山村留学「だいだらぼっち」を運営している団体です。「地域に根ざし、暮らしから学ぶ」を軸に、山村留学や、地域の子を対象とした学童などで日々活動しています。そうしたノウハウを生かし、山賊キャンプを行っています。そうした教育活動の実績が認められ、近年では地域づくり総務大臣表彰（2012）や、オーライ！日本大賞（2018）など、様々な賞をいただいております。
以上、簡単に山賊キャンプについて紹介しましたが詳細を知りたい方は、ＨＰから資料がご覧になれますので、どうぞご覧ください♪
冬の山賊キャンプ第一次申込期間は10/31(木)～11/2(土)までです！
みなさん、お忘れないようにお申込み下さいね。次回は、各コースの特徴についてお伝えします。
地域での子育てに関心を持ち、2014年に新卒でグリーンウッドに就職。大学時代、間伐ボランティアをやっていたことから、現在は泰阜村の森林を生かした活動に関心がある。また妊娠・出産を経て、子育てに奮闘中。2児の母。