【視察見学】山口県宇部市よりはるばるいらっしゃいました!

先日、はるばる山口県宇部市 より地域づくりに取り組まれている4名の方々が宿泊見学にいらっしゃいました!
NPOグリーンウッドの宿泊見学についてはコチラ↓
https://www.greenwood.or.jp/dantai/kengaku.htm

そもそものきっかけは、代表の辻(だいち)が地域づくりの講師として山口へ行った際に講演を聞いた方々が、いつかは泰阜村へ直接伺いたい!とずーっと思ってくださっていて、3年越しでようやく今回来ていただけることになりました!

今回来てくださった皆様は、地区の廃校が迫る中、キャンプや山村留学など自然の中での教育を中心に地域づくりをしていきたい!という想いの下に集まった方々でした。そしてどうやって数多くの事業を運営しながら、人を雇い、組織を運営しているのか?皆さんそれぞれに教育の現場や事業を運営されている方々でしたので、組織運営や経営について特に伺いたい、とのことでした。

宿泊見学ではまず、理念から各事業の概要をお話した上で、施設案内をしながら、現場の運営一つ一つに込められた意味を説明して回ります。皆さんそこでもなるほど、と感心されていましたが、やはり皆さんが一番印象的だったというのが、こどもたちの話し合いを見学されたときだったようです。

その日は金曜日。明日の予定だけではなく、週末の予定である”しなければならない暮らしの作業”から、”やりたい遊び”と色々あった中で、こうしたらいいのでは、ああした方がいい、と紆余曲折の話し合いを重ねて、何とかみんなが納得する過ごし方を決めていました。皆さんそこに、共に暮らしを創る意義や、私たちが大切にしている場のあり方などを感じてくださったようでした。

そして夜はスタッフとの懇親会!(私は残念ながら参加できませんでしたが、)今回はたまたま村とグリーンウッドが協働で行う『ひとねる大学』という、大学生が村での体験を通して様々なことを学ぶ事業に参加していた大学生も加わり、様々な話題で大いに盛り上がったようです!

また見学二日目がちょうどこどもたちがお休みの日、こどもたちが田んぼのけもの対策に網を張るということで、獣対策なら慣れたもの!とお手伝いくださいました。

話し合いから、その段取りを受けての実際の暮らしの様子を見て、体験することで、皆さんそれぞれに私たちがこの場で大切にしている土台や”スピリッツ”を感じて下さったようです。

最後に、皆さんから感想をいただきました。
「泰阜村の深谷、高山のある生活も体感できて、自分と照合しながらもうひとがんばりしてみようと思えるようになりました」
「こどもたちの連絡のやりとり、実際の進行をみて『自分たちで決める』『参加する』というコンセプトが生々と感じられました」

皆さん、代表のだいちが書いた『奇跡のむらの物語』を読まれていたので、理念や教育観についてはご理解いただいていたようですが、やはり実際に来たからこそ実感していただけたこともあったようです。
私たちスタッフも、いらして下さった皆さんにお会いしてお話することができて、色々と刺激をいただきました!

今回の出会いが、お互いの活動の次なるステップにつながっていきますように☆