グリーンウッドで男性育休をとったバズが育休中の日常を紹介します。
今回は散歩の途中で気づいたことについて。
生まれたばかりの長男と母親が身体を休めるために、長女と過ごす時間が増え、時間を見つけて外に散歩に出かけることが多かった育休期間。外を一緒に歩いて気づいたことは、長女はまだ2歳になったばかりですが、私以上に草花の名前を覚えているということ。そういえば初めてしゃべった単語が「とと(とーちゃん)」「かか(かーちゃん)」と「ツツジ」だったなぁというのを今でも覚えています。
道端で花を見つけたり、食べられる草やきのこを見つけると、じっと見つめて観察します。母親が草花の絵を描くと言い当てられるほど。じっくり観察した後は両手いっぱいに摘んできて、ままごと遊びが始まります。
上から順に「野ブドウ」「あかまんま」。毎日見ることで花の名前を覚えることはもちろんですが、季節が進むにつれて色合いが変化したり、咲くものが違うこと、食べられるものや食べてはいけないものがあること。散歩を通じて自然に感じ取っていきます。我が家には買ってきたおもちゃというものがほとんどありません。そのかわり、見つけてきた(道端でひろった)草や花、木が遊び道具であり、おもちゃであり、様々なことを教えてくれるのです。(片付けはどっちになっても大変ですが)
ボタン一つで、お金さえ払えばさまざまものが簡単に手に入る現代です。そんな時代で簡単には手に入らないものもあります。私たちの暮らしは自然の中で暮らすからこそ得られるものではありますが、草や花など身近なもので遊びを生み出すこどもを見ると、どんな場所でも遊ぶことができると感じました。大人目線ではなくこどもたちの目線の先に答えがあると感じたお散歩でした。
埼玉県上尾市出身。高校までの9年間野球漬けの毎日。2013年に長野県下伊那郡泰阜村へ移住。村内でも山奥とされる集落で住み始め、結婚。家族6人と動物たち(黒柴・猫1匹・山羊・烏骨鶏たくさん)で田舎暮らし実践中!