小さな村のリアル現状を ~イキのいい言葉が飛び交う~

インフルエンザに罹患したり、周囲の不幸が重なったり、息子娘の新生活などに対応したりと、バタバタと4月が過ぎてしまいました。
5月になったタイミングで、4月を少し振り返りたいと思います。

小さなNPO団体ですが、一応辞令交付式というものがあります。
私たちには似合わないなあ、と思いつつも、年に一度くらいはきちんとした雰囲気で、スタッフに今年度の信頼を託す場があってもいいものです。
その式の後に、今年度の方針をスタッフに伝えます。
これを私たちは「代表講話」と呼んでいます。
代表からスタッフに講話するなんて、おこがましい限りなのですあ、代表だからしょうがないので、講話します。
今年度のテーマとして「連なり」と「方向性」というキーワードを出しました。
その詳しくは、また別に記します。

さて、今年度は、この代表講和の前に、泰阜村長が来てくれました。
大事なことは、この泰阜村がどこに向かおうとしているのか、それを村長の口から直接聞くこと。
そして、泰阜村のビジョンと、わがNPOグリーンウッドのビジョンが、どのように関係しているのかを、スタッフ自身が感じ取ること。
小さな村では、政治が圧倒的に近い存在です。
なにせ人口が1600人しかいません。
それゆえ発生する「役割の大きさ」を負担だと想ってしまえばそれまで。
しかし、それを醍醐味と想えるかどうか。
村の未来づくりに、若手スタッフ自らが参画していると“実感できる”場面が多いのが、小さな村のリアル現状です。

そして、若手スタッフが、手作りの懇親会で、泰阜村長を囲みます。
その場でも、確かな未来を語る「イキのいい」言葉が飛び交いました。

NPOと村が同じ方向性を持つために、いいスタートを切りました。

代表 辻だいち