自分の気持ちや考えを言葉にして伝える大切さを知った|NPO短期インターン(しも)

 

今回は関西からインターンシップに参加した、しもさんをご紹介します。

 

―それでは、自己紹介をお願いします。

専門学校で海の生き物について勉強しています。自然が大好きなのとこども達と元気いっぱいに遊ぶのが大好きです!ここを知った経緯は他のボランティア活動をしている際に、グリーンウッドのインターンで行った事がある人と出会い、とても楽しくて色んな事を学べるところだよと教えていただき、自分に足りない決断力や人への観察力、何よりも主体性を伸ばす機会になればと思い、今回参加を決めました。

 

 

 

―来てみての第一印象は?

こども達が優しくて元気!インターン初日に野球一緒にしよう!と誘ってくれたり、ご飯を食べた後食器をどこに戻すか分からない時など暮らしで困ったときに、細かく教えてくれたり優しくしてくれました。こども達も、ちゃんと距離を近づけてきてくれているのだなと思い安心しました。

 

 

―今回学んだことはありますか?

今回のインターンを通して学んだことは、自分の気持ちや考えを言葉にして伝える大切さです。自分はもともと勉強があまり得意ではなく、発言しても間違っていることが多いという経験の中で、人に意見をするということに抵抗を持っていました。人に意見を聞いて、その意見に乗っかることばかりだったので、だいだらぼっちのこどもがちゃんと言葉にして伝え合うことをしていて、自分もこうして言葉にすればいいんだと学ぶことができました。その後ろ姿を見て、自分なりにも思いを伝えることをこの期間中に実践できたと思います。こうした言葉にしあう環境の中で一番嬉しかった言葉は、自分が作ったご飯を「しも美味しかったよ!」とみんな伝えてくれたことです。料理経験が全くない自分からしたら不安な中でご飯づくりにチャレンジしていたので、とても救われるし気持ちのいい言葉でした。これまで自分の気持ちや考えを言葉にすることに憶病になっていましたが、今回の経験を活かして自分の想いを伝えて行けるようになっていきたいと思います。

 

 

―スタッフとの関わりで感じたことはありますか?

スタッフの方々との関わりで感じたことは、こどもが普段遊んでいる近くの山で、遊び場の足場を作る林道作りを行ったときの事です。杭をハンマーで打って土留めを作ったり、通る道を鍬で整えたりしたときに、こういった作業に慣れていなくて苦戦していたのですが、スタッフの方が軽々とやっていて驚きました!時に声をかけていだいたりして、達成感はもちろん、スタッフの温かさにふれることができました。他にもこどもたちが通学で通る階段を作り直す作業をしたり、田植えの下準備のために田んぼの草刈りに行ったりと、色々な作業をさせていただきましたが、最初は大変な思いもありましたが、ここでしかできない体験をさせてもらったと思います。

 

 

▶こどもからもらったメッセージ付き木刀

 

―最後にインターンにこれから来る人へ、一言!

最初は誰でも新しい場所に行くのは不安です。でもここはその不安を一瞬で忘れさせてくれるような環境も人物も暖かい場所です。こどもの心理や、こどもたちがどうやったら安心安全に過ごせる施設を作れるかといった視点の学びもそうですが、一番は言葉にして相手に伝えることの大事さを学ぶことが出来ました。そうしたことを学べる時間になると思います。今インターンにこようか迷っている方はぜひ来てみて体験してみてください!

 

―今回は目的意識をもって、自分自身のねっこと向き合い成長する機会に繋げてくれた、しも。ありがとうございました!