スリル満点!天竜川下り!|あんじゃね学校

こんにちは!スタッフのだいちゃんです。

皆さん泰阜村に流れているとても大きい川の天竜川をご存知でしょうか。今年は山賊キャンプのスーパーコースでも遊んだ川です。あまりに大きすぎて景色の一部として認識してしまいますが、前に村のおじいちゃん・おばあちゃんに昔の天竜川の話を聞くと「こどもの頃はよく泳いだり、魚を釣ったりしてで遊んでたよ。たまに薪(流木)が流れてきて焚きつけに使うために拾って帰ったな」と教えてくれました。昔は景色や観光の面だけでなく生活の一部として天竜川と共に暮らしていたそうです。

今回はそんな天竜川を遊びながら知ろうということで、地域のこどもたちとラフティングを行いました。その時の様子をお伝えします。

ラフティングは物品も多く準備が大変です。しかし、村のこどもたちは放課後児童クラブの時間を使って大きいボートを協力してトラックにのせたりと準備を行いました。

こどもたちは「明日このボートに乗るんだ!楽しみ!」とワクワクした表情。放課後児童クラブが始まってから、放課後の時間を使って休日イベントの準備をすることがあります。自分たちで遊ぶものを用意することでイベントが楽しみになったり、「次はこれ持っていきたい」などアイディアが広がります。

開催当日、天竜川の特性や遊び方を確認しました。普段遊ぶ浅い川との違いをみんなで考え、川の危険や楽しみ方を教わりました。

現地に着いたら、船に空気を入れてふくらませた大きいボートを川まで運ばなければなりません。全員息を合わせて運びました。

ボートを運んで、川の危険を確認したら船に乗り込み出発進行!

こどもたちは「俺たち海賊みたい!」「思ったより流れが速いね!」と楽しそうでした。

一人ひとつのパドルを持ち、一生懸命漕いで進みます。はじめは「パドル難しい」と言っていた子も、「コツを掴みはじめるととっても楽しい」と笑顔で言っていました。

飛び込みポイントに到着!チャレンジしたい人が自分のレベルに合わせた高さを決めてとびこみます。なかなか踏み出せない仲間に「がんばれー!」と声をかけて応援していました。いざ飛び込んでみると満面の笑みで「最高!」と言っていました。仲間に応援されながら気持ちよく飛び込みできました。

あっというまにゴール地点!

「もっと漕ぎたい~!」とみんなまだまだ元気、そして楽しく川下りができたそうです。

ほとんどのこどもたちが初挑戦でした。川に入る前のこどもたちは想像以上の川幅の広さに緊張していましたが、いざ実際に船に乗り込むと「景色が最高だね」「風がきもちいい」と、こどもながらに感動していました。あの日の空の青さと山々、そして天竜川の偉大さ楽しさをみんなで味わうことができた一日でした。

 

地域の南信州新聞に取材していただきました↓