てまひま井戸端会議 |やすおか暮らしを楽しむ会 てまひま

村に住む子育て世代を中心に、泰阜村の暮らしを楽しもう、つながりをつくろうという『やすおか暮らしを楽しむ会 てまひま』。

これまではみそづくりやツル細工、村歩きなどのイベントを行ってきましたが、先日はいつもとは趣向を変えて、村の暮らしを楽しもう、よりよくしようという想いを持って活動されている方たちを集めて、”井戸端会議”と称して、みんなでざっくばらんに話す交流会を開催しました!

というのは、泰阜村には「村を楽しもう!よりよくしよう!」と活動されている方たちが既にたくさんいらっしゃるのですが、お互いの活動について実は知らないのではないか?ということに気付いたからです。そういった方たちが集まってお互いの活動を知れば、応援し合える関係になったり、新たな知恵が生み出されて、もっと村の暮らしが楽しくなるのではないか、と考えて企画したのが今回の会です。

”井戸端会議”の目的をまずは皆さんに共有

当日は6つの団体や組織の皆さん+私たちスタッフの計11名が集い、まずはそれぞれの団体から活動紹介をしていただきました!

● 住民のそれぞれの個性を生かして、生き生きと暮らしていくために、まずは村について知ろう!という勉強会を開催されている方々(むらがるプロジェクト)や、

● コロナ禍で思うように活動ができなかった中高生向けに、フェスを企画している方(やすおか音楽フェスfor中高生)、

 

● 障がい者のことをもっと村の人に知ってもらいたい、障がい者の居場所を村の中に作りたいとの想いから、コミュニティカフェを運営している方(みちばたのたんぽぽ)、

● 自然保育を積極的に取り入れた魅力的な保育活動をすすめている保育園の園長先生(泰阜保育所)、

● 村の負の歴史も知ってもらいたいとの想いから、満蒙開拓について村民に伝える活動をされている方(満蒙開拓を伝える会)、

● 公園の遊具が撤去されたのをきっかけに、遊具設置や管理について話し合いを進めている子育て世代の集まり(田本公園会)
← 当日は急遽代表の方に代わり、私もメンバーの一人として活動を紹介しました!

少人数の集まりだったので、各団体の活動紹介後にそれぞれ思ったことや質問などもでき、「こんな活動している方たちがいるんだ!」という互いの発見も。

 

また当日はコミュニティカフェの方に頼んで、カフェ特製の生ケーキとコーヒーを持ってきていただきました!(ケーキも村の魅力がとことん詰まった泰阜産ゆず&チョコムースのケーキ♪)

↑食べることに夢中で写真を撮りそびれてしまったので(苦笑)こちらはカフェの写真です

美味しいケーキも手伝って話は尽きず、活動紹介だけであっという間に終わりの時間が近づいてきてしまいました!

活動紹介後は、話を聴いて感じたこと思ったことを、ざっくばらんにおしゃべり。
早速、仲間集めに苦労している方に、「仲間集めについてサポートできますよ!」という別の会からの声掛けが。

そう、これがまさに今回の会に期待していたことです!

 

今回は初めての試みでどうなるかな??と思っていましたが、まずは互いの活動を知って、つながったことが大きな成果ではないかと思います。
私個人としても、それぞれの方が活動されていることは知っていましたが、その根底にある想いまではなかなか伺ったことがなかったので、その想いに触れたことで、より知りたい!何かあれば自分もできることをやりたい!とさらに思うようになりました。

先日、てまひまチームの役場スタッフから興味深いことを伺いました。ある大学の先生が、「大学生が地域に入って何かを企画したり、課題解決に関わったりという事例があるが、泰阜村に大学生は入れない。入る必要がない。なぜなら村の人たちが既に自分たちで考えて村をより楽しくする、課題を解決する素地があるから。」とおっしゃっていたそうです。
様々な事例を見てこられている大学の先生から見てもそう感じるということに、地元民のこちらもビックリ!

自分たちで考えて、行動して、自分たちの暮らしを楽しくしたい!よりよくしたい!という人たちがたくさんいることこそ、この村の魅力そのもの。
これからも、こういった方たちを繋いで、お互いスパイラルアップで活動が活発化して、より楽しく魅力あふれる村になるよう、”てまひま”チームとしてできることを企画していきたいと思います♪