こんにちは!くみです。私が立っているのは、、

山賊キャンプメインフィールド「左京川キャンプ場」です!

トイレの前のコチラのスペースは薪置き場。夏の山賊キャンプ「ベーシックコース」と「チャレンジコース」では、この薪置き場からこどもたちが薪を運び、火起こしをしてご飯を作ります。コロナ前は、一日にこどもと相談員(ボランティア)合わせて約100名分!のご飯づくりを支えていました。

しかし薪置き場は写真の通り、ほぼ地面にじか置きの状態で薪を管理していました。屋根もないので、夜や雨の日はブルーシートをかけ、日中は日の光で乾かしていましたが、どうしても火のつきやすい乾いている薪と湿っている薪が混在している状態でした。

山賊キャンプは朝と夜のご飯はこどもたちが作ります。それだけ時間も労力も使うので、乾いている薪があることはキャンプ生活において重要なポイントです。
これまでの薪置き場は、こどもたちが薪を選ぶ力は養われていましたが手間と時間がかかりすぎる。私たちも薪の管理には長年課題を感じていました。もう少し薪の使い勝手が良くなれば、こども一人ひとりがご飯づくりで活躍できるし、遊びの時間も増えて活動の幅も広がっていきます。


そこで、今回はこの場所に薪小屋を建設することにしました!

そして今回チャレンジしたいことは、建設作業を私たちグリーンウッドスタッフだけでなく、相談員(ボランティア)と一緒に進めていくことです。
山賊キャンプは30年以上前から手作りでキャンプ場を整えてきた歴史があります。今となっては村から協力をいただき立派なトイレ棟もありますが、昔はキャンプが始まる前に何回か相談員たちを集めてハード面を含め一緒にキャンプ場を作っていたという話を年上スタッフから聞きます。
コロナもあいまって、キャンプ以外の時期に相談員が集まる機会は減ってしまいましたが、今回の薪小屋建設を機に、「暮らしを自分たちでつくる」薪の調達や薪割り、キャンプの仕込みを相談員と一緒に進めていきたいと思っています。それが相談員自身の学び、そして彼らが現場でこどもたちに伝えられることが増える、キャンプの質の向上にも繋がるはずです。

相談員を集めての薪小屋建設合宿は、来月2月17日(金)~19日(日)の2泊3日で開催です。
ここ数日間は建設作業に向けて地面の整備と測量作業中。2泊3日の合宿で相談員に活躍・協力してもらうためにも段取りが大切で、知恵を出し合いながら仕込みを進めています!

この薪小屋が完成すれば、こどもたちの活動も広がる、ご飯づくりもレベルアップする、相談員もスキルアップする、何より建設作業も楽しみです。山賊キャンプにどんな変化が起こるのか、皆さんも完成を楽しみにしていてください。

そんな夢いっぱいの建設合宿はリピーター相談員限定で参加者を募集中です!
昨夏初めて山賊キャンプに参加した相談員さん、久しぶりに泰阜村に訪れるお久しぶりの相談員さん、どなたでもご参加大歓迎です。
スキルアップはもちろん、新しい人や学びとの出会いもあるはず。興味のある方は下記、参加者募集チラシと募集要項をご覧ください。泰阜村でお待ちしています。
参加者募集チラシ・募集要項
※お申込みの方は必ず「募集要項」をご確認ください。
参加申込フォーム
※申込〆切:2月8日(水)

九州で育ち、泰阜村に来て7年目。自己決定を重ねながら人が育つことを大切にしており、こどもとの関わりの上で自身の在り方が問われる日々。山や森に出かけたり、イラストで物事を表現するのが好き。