みなさんこんにちは。山賊キャンプ長老のバズ(矢加部 優)です。先日、山賊キャンプのボランティア相談員の皆さんとオンラインでつながることができました。今回は6月の上旬に予定しているオンライン座談会「山賊の宴」の本番に向けてのテスト運用もかねて、複数の相談員さんに協力していただいた一部を紹介します。
「山賊の宴」とは、山賊キャンプを支えてくれている、ボランティア相談員たちが集まって、キャンプでの思い出や成功・失敗談などを話したり、相談員たちがチャレンジしたいことなどを出し合い、企画化する場でもあります。今までにも、リピーター相談員キャンプや山賊Tシャツづくり合宿、キャンプ場のリフォーム企画なども実現してきました。相談員たちの交流や学びの場になっています。
しかし、いま新型コロナウィルスの影響で相談員たちも集まれていないのが現状です。そこで、今回オンライン動画アプリ「ZOOM」を使って、オンライン山賊の宴を開催することを決めました。
ZOOMは私たちもほとんど初めてで、始まるまで緊張していましたが、いざ一人ひとり集まってくると、久しぶりの顔に会えて、すぐにいつもの雰囲気に。
天気が良い日は、せっかくなので野外オンラインにチャレンジしてみました。
ネット環境が脆弱なので、時々固まることもしばしば
それも泰阜らしさなのかもしれません。笑
皆さんの近況を聴いてみるとやはり新型コロナウィルスの影響は大きく、
「まったく学校に行けていない。授業は全てオンライン。」
「今年就活生だけど、先が見えないことが不安」
「出勤者を減らして、交代で出勤している。」
とのこと。また、
「ギターも弾きたいけれど、アパートの中だと思いっきりできない。カラオケも閉まっているし、外に出られないのでツライ」などなど、ニュースでは聞けない切実な声もありました。
それでも、今回オンラインで会を開いたことについては、
「家族以外の人と話すことが全くなかったので本当に嬉しかった」
「今の生活の中で不安なことがあったけど、皆に話せて楽になった」
「オンラインは授業でもやっていたけど、大人数で話にくい印象があった。今回は少人数で話しやすかった」
など、嬉しい声もいただきました。
オンラインのやり方なども相談でき、本番に向けて着々と準備が進んでいます。
オンラインでつながってみて感じたことは、こんな状況でもやれることはあるということ。そして発展させられるということです。考えてみれば遠方に住んでいる相談員たちとはなかなか会えていないというのが現状です。オンラインならば時間やネット環境など条件をいくつか満たせばつながることができます。
こんなときだからこそ、全国に住む仲間たちと、山賊キャンプのことやコロナの先の未来など、共に夢や希望を語り合うことが 大切だと感じました。

埼玉県上尾市出身。高校までの9年間野球漬けの毎日。2013年に長野県下伊那郡泰阜村へ移住。村内でも山奥とされる集落で住み始め、結婚。家族6人と動物たち(黒柴・猫1匹・山羊・烏骨鶏たくさん)で田舎暮らし実践中!