10月まめぼっち「わくわくもりのたんけんたい」開催しました!

朝晩の気温がぐっと冷え込み始めた10月の後半、今年度初の森のようちえんまめぼっち「わくわくもりのたんけんたい」を開催しました。

今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から前期の開催を見送っていましたが、こんな時だからこそ、こどもたちが心も身体も解放して思いっきり遊べる自然体験の場を何とか提供したいと検討を重ね、現時点では長野県内在住の方を対象にまめぼっちを開催することといたしました。

今回は秋の森へ出かけていきました。

森への入り口でさっそく何かを発見!きのこです!

これは、ホコリタケといって、きのこの傘をぽんとさわると傘の真ん中からぽわっとほこりのように胞子が出てくるのです。歩き出すか出さないかのうちにこのホコリタケに出会って、今日のもりへの道のりは長くなりそうです(笑)。

もりの中に、陽当たりのいい平らな場所を発見して、おにごっこやだるまさんがころんだをしました。

まめぼっちは家族で参加。みんな一緒になってこどもたちと遊びます。どちらがこどもかわからないくらい、おとうさんおかあさんも楽しそうに遊んでいますね。

ツリーハウスに上って、下の方にいる人に「ヤッホー!」こどもたちの声が森に響きます。

そり遊びも楽しみました。一人ですべったり、友だちとすべったり、お父さんお母さんとすべったり、楽しいことのためには急な斜面もなんのその!何度でもかけあがっていきます。

今日のお昼は鳥ごはんとカボチャシチュー。焚き火のそばで食べるあったかご飯はサイコーです!みんなおかわりをしておなか一杯食べました。

ごはんのあとは探検に出発!

このころになると、朝はどことなく遠慮がちだった関係性がぐっと近づき、こども同士、あるいはよそのおとうさんおかあさんとも声を掛け合ったり励まし合ったりしながら険しい斜面を登ったり細い道を進んで行ったりできるようになってきます。

たんけんから帰ってきて、おやつを食べて、もう少し遊びたいな、と後ろ髪をひかれつつもりを後にしました。

帰りににわか雨に降られましたが、最後虹に出迎えてもらって大喜び。思いっきり遊んで、天からのサプライズもあって、大満足の一日でした。

今回は参加者が少なめだったのですが、アンケートでは「少人数だったので自由にこどもの世界観で遊べてよかった」「いつもはおともだちの名前を呼べないのに今日はおともだちの名前を呼んでいた」「おともだちと一緒に遊ぶことを意識しているのを初めてみました」など、少人数だからこそ得られるものもあったと感じている保護者の方もいらっしゃいました。たくさんいるときとはまた違った、少ないからこそ自分のペースを保ちながらもおともだちや周りの大人との関係性を深められるという良さもあるのだと改めて感じたまめぼっちの一日でした。