自分で考えて起こしたアクションが人の力になれた|長期ボランティアのサスケ

―今回ボランティアに申し込んだ経緯は?

2025年夏のスーパーコースの相談員をしました。高校生の時から山賊キャンプボランティアとして参加しているので相談員歴も長くなり、ある程度のイレギュラーは対応出来るようになった上で挑戦したスーパーコースの相談員でした。結果から言うとそれはそれはめちゃくちゃ大変な8日間になりました(笑)。今まで勢いだったりテンションで乗り越えてきたものが全く通用せず、長いコースだからこそお互い(こども同士も相談員とこどもも)人間性が見えてくるというか、いい意味でも悪い意味でも小細工は通用しないんです。改めて「良いキャンプってどうやって作るんだろう」「こどもと向き合うって難しい」と頭を悩ませました。それでも相談員や本部メンバー、時にはこどもとたくさん悩んでトライアンドエラーを繰り返しました。そしてその成果が目に見えた時、凄く嬉しかったしその過程が何より楽しかったです。

あのキャンプでは自分への問いをゲットできたし、私の成長の余地を感じました。そしてその答えはこの現場にあると確信しました。

そんな体験から、まだやった事のない領域、そしてキャンプを作るという立場の長期ボランティアへの応募を決めました。

 

-こどもとの関りから学んだことは?

印象的だったのはホームシック対応です。初日の夜に頭が痛いと泣いている子がいて初期対応を行いましたが、目立った症状は無くどうすることもできず悩んでいました。その日は長老くみの一声でスッと寝袋に入りその後は何もなかったのですが、次の日も同じ事が起き、また何もできず無力さを痛感していたところ、スタッフのあおと話していたらホームシックではないかと。驚きました。寂しさや慣れない環境からくるストレスで頭痛が起こりうるとは考えもしていませんでした。ホームシックとわかった後、とにかく自分にできる事をしようと、実際に取れた行動は雑談をすること。お茶を飲みながらたくさんお話しました。とても素敵な時間で、気づいたら頭痛は治り涙が止んで、その子は眠りにつきました。

この事から、自分がいかに普遍性に当てはめて物事を捉えているかという事に気づけました。また、自分で考えて起こしたアクションが人の力になれたことは何よりも自信に繋がりました。

-スタッフとの関りから学んだことは?

キャンプにはたくさんの想いが詰まっているという事を強く感じました。グリーンウッドスタッフはキャンプの有無に関わらず毎日ミーティングを行いますが、長期ボランティアになるとその場に同席する事ができます。交わされる言葉や意見の中からはキャンプを通して何を伝えたいか、どんなキャンプにしたいか、などを感じることができました。スタッフ各々、中身は違えど熱い想いを持っている事に自分も感化され、いい意味で喝を入れてもらった感じでした。

-本部スタッフとして学んだことはありますか?

自分は長いこと相談員をしてきました。それはもちろんこどもと遊び暮らすことが楽しいからです。長期ボランティア(本部スタッフ)という立場でキャンプに入るとこども達から「キャンプ運営側の人」という視線を感じます。さん付けで呼ばれたり、敬語を使われてしまったり、自分が思う以上に肩書きというのは厄介だなと思いました。ですが一緒に遊べば打ち解けることが出来ました。キャンプを運営するためにやるべき業務がある中で関わる時間を作る事には苦労しましたが、それはそれで楽しかったです。

 

-これから長期ボランティアに来るか悩んでいる人へ、一言!

自分に問いや目標を持ってキャンプに臨むこと、こどもと関わるといいと思いました。キャンプは始まるとあっという間に時間が過ぎます。なんとなく過ごしていると尚更です。ですが、なんとなくじゃもったいない瞬間がたくさんあります。今悩んでいること、過去、未来なんでもいいです。直接解決の糸口にはならないかもしれないけど何か大事なものが転がっている気がします。子どもからきっかけをもらうこともあります。そんな「何か」を逃さない為にも問いや目標を持ってキャンプに臨む、暮らすといいと思います。

悩んでいるなら来るべき!長期ボランティアだからこその苦悩ややりがいがあります。教育という分野を越えて学べることがあります。人と関わり合いながら生きる現代人に感じて欲しいことがあります。なにより毎日楽しいです!ぜひ来てみてください!