5月のあんじゃね学校「あんじゃねの森でキャンプしよう!」が開催。

こんにちは。地域教育「あんじゃね自然学校」を担当のだいちゃんです。

みなさま!毎月グリーンウッドが行っている泰阜の小学生向け活動「あんじゃね学校」をご存知でしょうか。泰阜のこどもたちが村の暮らし・文化・歴史・自然体験を通じて地元(泰阜)をこどもたちが身近に感じれる子を育むという思いで行っております。

今回は5月の様子をお伝えします。

5月のあんじゃね学校は「あんじゃねの森でキャンプしよう」という1泊2日の宿泊キャンプ企画です。泰阜のこどもたちには、普段遊んでいる身近なあんじゃねの森ですが、おともだちとお泊りするという機会はあまりないので、始まる前からドキドキワクワク元気いっぱいでした。

あんじゃね学校開催!みんなが揃ったら、あんじゃね学校のおきて(お約束)の確認をしてから1泊2日のキャンプ中のスケジュールをこどもたちとつくりました。まずやりたいことをこどもたちから意見をもらいました。「ナイトハイクしてみたい」「怖い話をしたい」「テントで寝てみたい」という声が出ました。宿泊キャンプだからこそできる夜の面白いことをこどもたちは考えてきているようです。

テントづくりにチャレンジするこどもたち。やってみると意外と難しくて苦戦しています。

でもこんな時こそ!いやこんな時だからこそ「そっち持って」「手伝うよ」「いっせいので引っ張ろうよ」と声を掛け合っていました。一人で坦々とこなせるモノごとよりも、仲間と「大丈夫かな・・・」と苦戦しながら行うモノごとの方がきっと学ぶことがあるんだろうなとこどもたちの姿を見て感じました。

無事テントが完成しました!テントの中はとても快適な空間!自分たちで立てたからこそ、自分の部屋と言わんばかりにテントに愛着を持っていました。「早く夜になって寝袋で寝てみたいな」と夜を楽しみにしていました。

さぁごはんづくり!あんじゃね学校には「働かざる者クウベカラズ」というおきてがあります。よくこのおきてを初めて聞いた子は「働かなければごはんがないの~!!」とビックリした顔で言います。もちろんそのような意味もあるとは思いますが、あんじゃね学校では、「頑張った分だけ、ごはんは美味しくなるよ」「みんなで力を合わせたごはんは美味しくなるよ」ということに気づいてほしくて伝えています。キャンプのごはんづくりは大変です。料理係や火おこし係、薪集め係などなど、こどもたちで段取りとって高学年も低学年も全力で行います。それが美味しいごはんに繋がります。

カレーライスが完成しました。みんなで、力を合わせたごはんはとっても美味しい!!「自分たちでつくったから美味しい!」とたくさんおかわりをしていました。

いよいよ!お楽しみの夜のアクティビティーです。夜の森をお散歩「ナイトハイク」をしました。出発前のこどもたちは「早く行こうー!!」「全然恐くなんかないよ」と言っていましたが、いざ、真っ暗な森を目の前にしたら、明かりは自分たちの持っている懐中電灯だけという状況に気づき急におとなしくなりました(笑)。高学年も低学年も関係なく、みんなでくっついて出発しました。

森道を進んで行くと路面に出ました。複数の田んぼが道の隣にあるからか、先ほどまで全く聞こえなかった大量のカエルの「ゲロゲロ~」「ゲロゲロ~」という鳴き声が聞こえました。

これには、こどもたちも「すごーい!」「カエルの大合唱だ~!」「こんなにうるさいのに森の中で聞こえないのは不思議」と恐がっていたことも忘れ大興奮でした。

カエル鳴き声を聞きながら、道で横になってみると開けていて、満天の星空を見ることができました。さっきまで「ナイトハイク恐い」と言っていた子が、星がもっと見えるように「明かり消して」「懐中電灯消して」と皆に言っていたのは驚きです。

こどもたちは満天の星空を瞳に浮かべ、「星空がとてもキレイ」「あれ何座だろう?」「あれUFOじゃない?!」とおともだちとおしゃべりしていました。

他にもキャンプファイヤーや、きもだめし。

翌日もソリすべりや探検、秘密基地づくり、こどもたちが企画した運動会と1泊2日をとことん遊びつくしました。

今回、こどもたちはあんじゃね学校を終えて、日頃感じることのない「自然」を感じたと思います。いつも過ごしている昼の森とは違い、明かりのない暗い夜の森、という二つの森の姿をこどもたは体験しました。夜の森は足元も見えないほどに暗いです。しかし、一方開けたところへ出ると星空や月が照らしてくれて、夜って明るいんだなということにも驚かされます。また辺りが静かだから聞こえるカエルの鳴き声など、自然の面白い部分をキャンプを通じて感じてくれたと思います。今回のあんじゃね学校を経て、こどもたちが少しでも自然を大切に思う大人になってほしいと願う5月のあんじゃね学校の活動報告でした。