【視察・見学】 岐阜県郡上市よりいらっしゃいました!

グリーンウッドでは、私たちが行っている様々な教育事業に興味のある方向けに、ここ泰阜村のグリーンウッドの施設に足を運んでいただき、教育理念や事業の説明、施設案内をする視察・見学を行なっています。

先日岐阜県郡上市より、こども向けの自然体験を行なっている(まさに私たちの同業者!)明宝ツーリズムネットワークの方々が見学に訪れてくださいました!

明宝ツーリズムネットワークは、『郡上・ヤマト川の学校 冒険キッズ』という名称で、こども向けのキャンプを20年前からされているとのこと。
今回は、私たちグリーンウッドが行っている活動について、特にキャンプ事業の広報について話を聞きたいということで、代表の方から現場、事務のスタッフさん5名でいらしてくださいました。

自然体験するなら、郡上・山と川の学校「冒険キッズ」!!

見学では、2時間かけて、私たちの目指す教育理念から各種事業、そしてだいだらぼっちの日々の暮らしの様子にいたるまで、説明や施設案内を行ないます。

驚かれていたのは、ごはん作りについて。
山賊キャンプでは、メニューは決まっておらず、グループごとに与えられた野菜やお肉を見て、こどもたちでメニューを考え、役割分担をして、火おこしから始めます。
だから、時間もかかる。時間をかけてでもごはん作りをするというプログラムについてお話したところ、とてもビックリされていました。

また施設見学では、暮らしの学校だいだらぼっちのこどもたちが、こどもたち自身が話し合いで暮らしのルールからスケジュールまでを考え、決めて、暮らしを創っていくことにとても感心されていました。

五右衛門風呂や登り窯などを案内すると、代表の方は懐かしそうに興奮して見て回っていらっしゃいました。そして「風呂の焚きつけはこうしてこうやるんだよ!」と色々ポイントを伝授してくださいました。暮らしの中で当たり前にされてきた方のスキルは、まさに身に染みた知恵。まだまだ私たち若い(?!)スタッフにとっても学ぶものがあります。

最後の質疑応答では、現場のスタッフさんが
「たくさん遊ばせたいと思うと、ごはん作りはできるだけ避けたいプログラムになってしまいがちですが、今回話を聞いて、ごはん作りについても少し考えてみたいと思います」と感想おっしゃってくださいました。

せっかくキャンプに来たのであれば、やはり自然の中でたくさん遊んで、楽しんで帰ってもらいたい!という想いは私たちも同じです。
その中で、どれだけ失敗してはやり直し…と時間のかかることを待ちつつ、最後にはいい体験、いい学びにつなげられるか。そこが難しいところで、私たちスタッフも常に悩みながら向き合いながら取り組んでいます。
短い時間ながら、ここでの見学を通して何か今後のヒントになるものを持ち帰っていただけたのであれば、うれしいなと思います。

フィールドややり方の違いはあれど、お互い自然と、人との関わりあいを通してこどもたちに様々な学びを持ち帰ってもらいたい!という想いは一緒だなと改めて感じました。


最後に印象的だったのは、明宝ツーリズムネットワークの皆さんが、とっても仲良しだったこと。スタッフ同士のコミュニケーションがよくとれていくことも、この仕事ではとっても大切なこと。今度はぜひ、郡上の素晴らしい自然の中でどんな活動をされているか伺いたいです。

明宝ツーリズムネットワークの皆さん、どうもありがとうございました!

ぱる