スタッフ研修:企業編|株式会社ヤッホーブルーイング

1月にしん、いと、だいちゃん、くみの4名でスタッフ研修に行ってきました!今回は、普段かかわりのないところから新しい視点や技術を取り込み、グリーンウッドをイノベーションするのが目的です。1泊2日で3カ所にお邪魔させていただきました。このブログでは第一弾と称して、株式会社ヤッホーブルーイングさんでの学びをお伝えします!

ヤッホーブルーイングさんは、クラフトビールを手掛けている会社になります。大手を除き、クラフトビールの分野では売り上げ1位、従業員は全部で140名ほどで軽井沢に工場を構えています。最初は工場見学に始まり、基本的なビールの作り方を説明していただきました。

教育関係の仕事を生業とする私たちが、なぜビール?と思われる方もいると思いますが、この会社は従業員同士のチームビルディングに非常に力を入れている会社なのです!普通は売上というのを第一に考えますが、この会社は売り上げの前に従業員の働きやすさを第一に考えているのだそうです。

↑140名の社員のニックネームと顔写真が常に張り出されている

また、ファンとの繋がりにも力を入れているそうで、ヤッホーブルーイングさんで作られたビールが大好きなファンが集まるファン宴という会が定期的に開かれているそうです。以前開かれた宴には、5000人ものファンが集まったそう!まるで人気アーティストのライブのようですね!

↑ファン自作のグッズなど…ファンの熱量がすごい!!!

今回は特別に!井手社長に直接研修を行っていただきました。お話の中でとても印象的だったのが、「他社が真似を躊躇するくらい、差別化を行う」ということ。例えば若いビジネスウーマンをターゲットとした「水曜日のネコ」は、”若い女性=ビール飲まない”のイメージの真逆を行く商品ですが、改良を重ねた結果、根強いファンに支えられ販売されています。また「こんなに苦くて売れるの?」と他社が考えてしまいそうなほど、強い苦みを追求した「インドの青鬼」も多くのファンに支持されているそうです。

↑研修を受けた日の夜、さっそく買ってみんなでいただきました。

私たちも数々の企画を考え、事業を運営していますが、やはりターゲットを絞り込みすぎるのは非常に怖いことです。「失敗したらどうしよう…」「誰も集まらなかったらどうしよう…」企画を立てる上で不安になります。しかし、社長が仰っていたのは、「最初はうまくいかないもの。それを”失敗”と思わずに続けることが大事」という言葉です。もちろんその裏側には、1回1回での徹底的な分析や次に向けての戦略づくりなどがあります。例え、初期にうまくいかなくても、ビジネス上正しい要素があればあるほど続けられるのだそうです。

こどもたちに対しては「失敗しても大丈夫!」と力いっぱい言える私たちも、”仕事”となった瞬間チャレンジしにくくなっているんだなぁと気づいたこと。そのためには失敗を成功とするような日々の努力が必要だということを学ぶことができました!グリーンウッドの教育に共感してくれる仲間との繋がり方、日々のスタッフ間のコミュニケーションの取り方、そして臆せず企画を立てていくことなど活かせそうなことがたくさん詰まった研修となりました。井手社長、並びにヤッホーブルーイングのみなさん!ありがとうございました!