みなさんこんにちは、みけです。
「グリーンウッドの種」では、泰阜村のこどもたちのことや「だいだらぼっち」の卒業生のことをお伝えすることの多いみけですが、今回は泰阜村の保育園の先生のことについてお伝えします。
少し前ですが、やすおか保育園でみそづくりを行いました。年中・年長の園児と先生方とで一緒に作ったのですが、そこに「講師」という形で呼んでいただきました。
事の始まりは2年前。やすおか保育園の年長さんと一緒に遊んでいる「やすおか探検隊あんじゃねっこ」で、1度だけみそづくりをしたことがありました。

その時、保育園の先生から、「園で毎年やれたらいいなぁ」「作ったおみそを給食にコンスタントに使えたら最高なんだけど・・・」という声があがりました。おみその作り方自体は難しいわけではなく、実際に作ってみて先生方も、「これならできそう!」とおっしゃっていたのですが、大人だけでやるならまだしも、園児と一緒に大掛かりにやるとなると心配な面もあるとのことで、今回は園主体でみそづくりをするところに「講師」として関わることになったのです。
事前の打ち合わせでは、
・どのくらいのみそを仕込むのか
・材料はどこから仕入れるか
・必要な道具は何か
・事前にやっておくこと、当日やることは何か
・動線をどう確保したらよいか
・衛生面の対策をどうとるか
などなど、こどもたちとの動きを考えながら先生と段取りをとりました。
園児と先生方がそれぞれ持ち帰る分と園の給食で使う分とあるので、結構な量の仕込みとなります。
大量の大豆を煮るためには大きなお鍋も必要です。
そのお鍋をかける大き目のコンロやガス、煮えた大豆を踏んでつぶすために必要な厚手で大きなビニール袋、つぶした大豆と麹・塩を混ぜるためのトロ箱、できたみそを入れる樽、活動を衛生的に行うために下に敷くシートなど、とにかく準備しておくものがかなりあるのですが、今まで園ではやってきていない活動なので、無いものもたくさんあったはずです。
でも、この「みそづくり」に懸ける先生方の熱量がとても高く、当日保育園に行ったらとてもやりやすい環境が整っていました。
こちらからお貸ししたものもありますが、かなりいろんな物品がみそづくりのために用意してありました。

事前に打ち合わせもできていたので当日はスムーズに、こどもたちも先生方も楽しんでおみそを作ることができました。

これだけ聞くとただ単におみそづくりをしただけのように聞こえるかもしれませんが、このおみそづくり実現には先生方の熱くて強い2年越しの想いが込められているのです。
・添加物などの入っていない安心安全なおみそを使いたい
・それをこどもたちと一緒に作って実際に食べることで「食」に対して興味関心を持ってほしい
・おみそは自分たちで作れることを知ってほしい
・それを毎年リレーのように引き継いでいきたい
・お豆がおみそになる不思議を感じてほしい
・おみそを作る楽しさを味わわせたい
・自分たちが仕込んだみそを食べる楽しさ・うれしさを感じてほしい
・先生方もその楽しさやうれしさを感じたい
などなど。
そして、この熱い「やりたい!」を実現するために綿密に計画を練り、何が必要なのか、当日はどう動くのかなどを考え準備を進めてきたのです。
・・・あら、こどもたちが「やりたい!」を叶えていくのとおんなじ。
チャレンジして「やりたい!」を実現していくのはこどもも大人も関係ないのです。
こんなに素敵なチャレンジをしてくれる先生方ですから、きっとこどもたちのチャレンジをたくさん応援してくださるのだと思います。
次なるチャレンジにもし関わることができたらまたお伝えしたいと思います!

数か月後、今回作ったおみそが給食で使われる日が楽しみです。

こどもと大人が力と智恵を出し合って暮らしをまわしていることに魅力を感じ、グリーンウッドに参画して36年目。今もだいだらぼっちのこどもたちや地域のこどもたちと日々奮闘中!寄る年波には勝てないので一緒に走り回ることはできないが、こどもたちと一緒にあちこち歩き回ったりキャンプしたりするのはできる。今のお気に入りは虫のいない季節に野宿して夜空を眺めることと、帰ってきたOB・OGと一緒にお酒を飲むこと!。
