今年度も元気に始まりました!~放課後児童クラブ「いってきました」

こんにちは、「いってきました」のみけです。

一年を通じて学校のある日に行っている放課後児童クラブ「いってきました」も、おかげさまでこの4月で10年目を迎えました。今年度は52名と、過去最高の登録者数です。もちろん毎日全員来るわけではありませんが、それでも30名前後のこどもたちが毎日「いってきました」にやってきます。

学校から「いってきました」までの道のりは下り坂と上り坂しかありません。そんなに長い道のりではありませんが、この勾配のきつい坂道を上り下りするだけでも心肺機能が鍛えられそうです。

やってきたこどもたちを出迎えるのはこの看板。そう!昨年度卒業した6年生が作ってくれた看板です。この看板に出迎えられて毎日「いってきました」はスタートしています。

今年度最初の日は新1年生を迎えて改めて「いってきました」ってどんなところなのかの話を聞いてもらいました。「いってきました」では、基本的なこと(あいさつする、とか、帰ってきたら手洗いうがいをするとか)以外、ほとんどのことは決まっていません。宿題をやるかやらないかも、やる時間も、何をして遊ぶのかも、すべてそれぞれこどもたちが自分で決めています。なので、お迎えの時間まで、自分で段取りをとって何をして過ごすか考えるのです。

最初の1週間は1年生だけ下校が早かったので、1年生だけで鬼ごっこをしたり近くの公園まで遊びに行ったりする時間もあり、いろいろ楽しんでいました。

ちょっとくらいの雨でも「いってきました」ではカッパを着て外に遊びに行きます。1年生も早速カッパを着て近くの山に探検に行きました。

今年の1年生は新学期早々から木工にチャレンジするこどもたちがたくさんいます。というのも、ほかの学年のこどもたちがそれぞれ木工している姿を見ているからなのです。

 

剣を作っていたりお箸やスプーンを作っていたり、一年生にしてみたら、みんな魔法の手のように思えるのかもしれません。そんな姿を見たら誰だってやってみたくなるというものです。スタッフに教えてもらったり、高学年のおにいさんおねえさんに教えてもらったりしながら、みんなそれぞれチャレンジをしていきます。

作った剣でチャンバラごっこをしたり、楯を作って戦ってみたり、一見危ない遊びも「いってきました」ではよくします。頭ごなしに「危ないからやっちゃダメ」とは言いません。なぜなら、こどもたちはチャンバラごっこをやりたくて仕方ないからです。でも、けがをしたりさせたりするのはみんな嫌なので、どうやったらけがをしないように遊べるのか、こどもたち同士で考えながらやっています。なので、チャンバラごっこでのけが人は意外といないのです。

こんな風に新年度早々様々なチャレンジをしながら毎日元気に遊びまわるこどもたち。

この一年でこどもたちがどれだけ多くのことにチャレンジをするのか、こどもたちだけでなくわたしたちも楽しみなのです。