「命をどう扱うか」2時間の話し合いから見えたこと|NPO短期インターン(かめちゃん)

 

-今回インターンに申し込んだ理由・経緯は?

私は小学4年生の娘をもつ父親であり、こどもの教育について親としてどういった関わりをするのが一番よいのだろうか?と日々自問自答しておりました。 そんな中、勤務先で齋藤代表からグリーンウッドの取り組みについてお話しを聞く機会があり”山村でのさまざまな自然体験をとおして、こどもの感受性の根っこを育てる”というビジョンにとても共感しました。
娘を山賊キャンプに参加させてみたいと思いながら、まずは自分自身が体験してみたい。東京でコンクリートに囲まれて生きている自分自身を見つめなおし、新たな刺激を受けるいいきっかけになるとも思い、短期インターンへ応募しました。


-こどもとの関りから学んだことは?
今回は金曜日から3泊4日で参加しましたが、土曜日は森の中でこどもたちと遊ぶ日帰りのイベント「あんじゃね学校」に出させてもらいました。”あんじゃねの森”という場所で、当日はこどもたちの安全に配慮しながら、同じ目線で全力で一緒に楽しむをテーマに活動しました。
私はサッカーを毎週やっており、体力には自信がありましたが、慣れない斜面、標高による少し薄い空気、なによりこどもの無尽蔵な体力に完敗しました。全力で一緒に遊ぶなかでの非言語コミュニケーションも積み重ねていき、「かめ、あそぼー!」「鬼ごっこで鬼やってよー」など少しづつ信頼関係を構築していけたことが実感できたことは嬉しかったです。
(その後、私はずーっと”鬼”のままでした。苦笑)



日曜日は1日“だいだらぼっち”で活動し、書ききれないほどのことを感じ・学びました。
一番印象に残っているのは、家畜としてのにわとりの飼育の方向性に関するメンバーの真剣な会議です。小学4年生から中学2年生の総勢13人。意見は人それぞれ。会議は夕食後の19時頃から始まり・・・・、気がつけば21時30頃まで。白熱しすぎて合意形成にはたどりつかず翌日以降に持ち越されました。
つい仕事をしていると限られた時間の中で結論を出すことに重きを置いてしまいます。その裏付けとなるのは数字。しかし、今回の話し合いの「1」はただの数字ではなく命の数です。家畜としてのにわとりを飼うということは、生き物の命を預かりますし、家畜なので、最終的にはその命をありがたくいただくことにもなります。「何羽まで増やしていくのか?」「卵を産む雌を増やしたいけど、孵化して雄だったらどうするのか?」といったテーマを話す中で「命を扱う」ということも含めてこどもたちが理解し、真剣に考えて意見を交換していく姿には驚きました。また、その会議をこどもたちが合意形成できるように見守られるスタッフの関わり方もとても印象に残りました。
この過程では、自分達で責任をもってものごとを決めていくということを実行しており、これこそまさに「暮らしから学ぶ ねっこ教育」だと思いました。



-スタッフとの関りから学んだことは?
毎日業務の要所要所で、スタッフ同士で振り返りを共有する場面がありました。
”鉄は熱いうちに打て”ではないが、記憶が鮮明なうちによかった点と悪かった点を共有し、 皆でよりよいものを作り上げていく姿勢が印象的でした。文章にするとこれは当たり前のことだと感じることも多いと思いますが、では実際に「自分の組織で毎回ちゃんとできているか?」と考えると”言うは易し”で継続して実行し続けることは難しく、その当たり前を当たり前にできていることが素晴らしいと感じました。
その基盤となるのは円滑な人間関係であり、スタッフの皆様のコミュニケーションをみさせていただくに、日々の中でフラットな関係を意識されて良好なコミュニケーションを積み重ねられているからだとも感じました。


-これから短期インターンシップに来るか悩んでいる人へ、一言!
百聞は一見に如かずです!実際とても貴重な体験になりました。
是非一歩踏み出してください!