特集|2018山賊キャンプニュース - 物資チーム なおみち  編-

この『特集|2018 山賊 キャンプニュース』は、私たち山賊キャンプに携わる長老陣や裏方のスタッフを、定期的にインタビューで紹介してまいります。今回は裏方編として物資チームのなおみち(森 奈央美)にインタビューを行いました。

まずは自己紹介をお願いします。

愛知県名古屋市出身。保育士として5年間勤めた後、人と自然との関わりや、地域に根ざす暮らしの原点が教えてくれることがあるのではないかと考えた時に「だいだらぼっち」での暮らしづくりに興味を抱き、2005年に参画しました。

物資チームはキャンプでどんな仕事をしていますか?

キャンプの運営に必要な、あらゆる物品や食材の調達・管理が主な仕事です。

山賊キャンプでは、期間中に1万6千食以上の食材が必要になります。総重量はなんと1.8トン!顔の見える農家さんとの契約購買などを通じて、なるべく地元の食材を提供できるように努力してます。また、ご飯づくりに使う鍋やフライパンを始め、工作に使うのこぎりなどの物品を供給することも物資チームの仕事になります。キャンプで使用される物品数はおよそ1000品目に及びます。それらの在庫数や状態などを一つひとつチェックし、キャンプ場に届けています。

物資チームが大切にしていることは何ですか?

こどもたちとキャンプを支える人を繋ぐことを大切にしています。分かり易いところで言えば、キャンプ場には”お野菜マップ”というものを貼って、キャンプで提供される野菜が泰阜村のどこの誰が作っているのか、こどもたち自身が分かるようにしています。こどもたちから農家さんへコメントを書けるようにもしていて、「トマトがすごく美味しかった」など毎年たくさんのメッセージが集まります。
地域の方に話を聞くと「キャンプにこどもたちが来てくれるとにぎやかになって嬉しい」とおっしゃっていたり、キャンプ場に生産農家の方に来ていただいた際には、「こどもたちがあんなにおいしそうに野菜を食べてくれるならもっといいものをつくりたい」と語っていました。こどもたちは自分の生活が、色々な人やモノによって支えられているということを実感し、地域の方たちはこどもたちから力をもらえるのです。

私たちはキャンプの現場に直接出ることは少ないですが、だからこそできること、物資チームにしかできないことでキャンプを支えています。

山賊キャンプに申し込まれたこどもたちと保護者の方へアドバイスを

キャンプで提供されるお野菜は新鮮そのものです。たとえば、初日の夜に出るトマトはその日に農家さんから出荷されたものを出しています。トマトが苦手な子も「甘くて美味しい!これなら食べられる」という声をよく聞きます。野菜が苦手な人もいるかもしれませんが、泰阜の野菜は新鮮でとっても美味しいです。ぜひチャレンジして見てくださいね!

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キャンプ開始まで残り1ヵ月となりました。おかげさまで、ほとんどのコースが満員御礼となりました。これから申し込みをお考えの方は、お電話いただければ空いている組をご案内いたします。ぜひご連絡ください。

次回の『特集|2018 山賊 キャンプニュース』は 裏方編第二弾は事務局チームの のりちゃん にインタビューを行います。